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女性専用シェアハウスのメリット・デメリットとは?

最終更新日:2024.01.26

シェアハウスは、通勤や通学などに便利な駅の近くで費用を安く抑えて暮らしたい方や、広々としたキッチン設備を使いたい方、おしゃれなラウンジを日常的に利用したい方など、さまざまなニーズにあわせたコンセプトの物件があり、人気です。 初めての一人暮らしを検討するうえでシェアハウスを視野に入れている方や、シェアハウス未経験の方の中には、異性との共同生活に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。 本記事では、女性専用と男女共同のシェアハウス両方のメリット・デメリットを紹介します。 2つの特徴を比較して、ご自身に合うシェアハウスを選ぶ際の参考にしてください。

目次

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女性専用シェアハウスの3つのメリット

女性専用シェアハウスには、大きく分けて3つのメリットがあります。 以下で3つのメリットをそれぞれ紹介しますので、ご自身の希望に合うかどうかをチェックしてみてください。

メリット①充実のセキュリティ体制

  女性専用シェアハウスは居住者が全員女性であるため、防犯に対する配慮が行き届いています。 物件ごとに用意されているセキュリティ設備は異なりますが、男女共同シェアハウスと比較して、オートロックやモニターつきインターホンなどの設備が整っている場合が多いです。

 特にオートロックつきの物件は、高い防犯効果が期待できる反面、賃貸物件では家賃が高額になる傾向があるため、シェアハウスで安く住めることはメリットだといえるでしょう。 また、敷地内で異常を感知するとセキュリティースタッフが駆けつけてくれるホームセキュリティサービスが用意されていたり、管理者が常駐していたりするシェアハウスもあります。

メリット②内装がおしゃれ

 女性の需要に応えて、内装にこだわっている物件が多いことも女性専用シェアハウスのメリットです。 たとえば、明るい色調で統一されたカフェのような内装や、ホテルのような高級感のある内装など、さまざまなタイプのシェアハウスが存在します。 おしゃれな空間を作るために、一から家具を集めるには時間もお金もかかりますが、女性専用シェアハウスであれば初めからそれらが揃っています。

メリット③設備や家電が女性向け

  女性専用シェアハウスでは、設備や家電が女性の暮らしに合わせて用意されています。 たとえば、おしゃれを楽しみたいという女性の需要に合わせて、クローゼットやシューズボックスが通常よりも大きく設計されていることがあります。 また、朝の身支度の際に洗面所が混雑しないように、各個室に洗面化粧台が完備されているなど、女性専用ならではの配慮があるという点も大きな特徴です。

 さらに、備えつけのドライヤーが高性能である場合や、美顔器や加湿器が使い放題である場合もあります。 女性専用シェアハウスを選ぶ場合は、間取りなどとあわせて設置されている設備や、家電なども詳しくチェックしておくとよいでしょう。

女性専用シェアハウスの2つのデメリット

ここまでで、女性専用シェアハウスには数多くのメリットがあることがおわかりいただけたと思いますが、一方で女性専用ゆえのデメリットも存在します。 下記にて、女性専用シェアハウスのデメリットを2つ紹介します。

デメリット①男性を部屋によべない

  多くの女性専用シェアハウスでは、防犯の観点から男性の立ち入りを禁止しています。 したがって、女性専用シェアハウスに住むと、男性の友人や恋人を部屋に招くことができないというデメリットがあります。

 また、シェアハウスによっては、性別に関係なく居住者以外の人が自由に立ち入れないルールが設けられている場合もあります。 家族や知人に引っ越し作業を手伝ってもらったり、個室に家具や家電などを搬入するために業者が敷地内に立ち入る必要があったりする場合は、あらかじめ管理者へ確認・相談しましょう。

デメリット②物件数が少ない

  女性専用シェアハウスは、居住可能な性別が限定されているため、男女共同シェアハウスと比較して物件数が少ない傾向があります。 渋谷区や世田谷区、そして中野区といった人気のエリア内にあるシェアハウスのうち、女性専用シェアハウスの割合を調べてみたところ、全体の1.5~3割程度でした。ただし、女性専用シェアハウスの数は女性専用マンションよりは多いため、女性のみの環境であることを優先して物件を探したい方にはシェアハウスも検討することをおすすめします。

男女共同シェアハウスの2つのメリット

男女共同シェアハウスのほうが合っているという方もいらっしゃるでしょう。 ここからは、男女共同シェアハウスの2つのメリットを紹介しますので、どちらのほうが自身の好みに合うのかを比較してみてください。

メリット①男性を部屋によべる

  男女共同シェアハウスでは、男性を部屋によぶことが可能な物件もあります。 男性の友人や恋人と部屋で過ごしたいとお考えの方は、男女共同シェアハウスを視野に入れてみてはいかがでしょうか。 ただし、シェアハウスによっては次のようなルールを設定している場合があります。

<ルールの例>

  • 夜間は来客禁止
  • 居住者以外の敷地内への立ち入り禁止(事前申告制)
  • 女性/男性専用エリアは異性の立ち入り禁止 シェアハウスに入居する際は、事前にルールを確認することをおすすめします。

メリット②物件数が多い

  男女共同シェアハウスには、女性専用シェアハウスと比較して物件数が多くあります。 そのため、選択肢の幅が広く、好条件の物件を見つけられる可能性が高いこともメリットです。 個室のあるシェアハウスを選ぶことでプライバシーを確保できるため、完全な女性専用にこだわりがない場合は、男女共同シェアハウスも検討してみてはいかがでしょうか。

また、男女共同シェアハウスでも、以下のような設備やルールが設定されているタイプもあります。

  • 全ての個室に専用の鍵付き 
  • 女性専用エリア完備、異性の立ち入り禁止

男女共同シェアハウスの2つのデメリット

女性専用シェアハウスに比べて制限が少ない男女共同シェアハウスにも、デメリットがあります。 ここからは、男女共同シェアハウスにおける、女性にとっての2つのデメリットを紹介します。

デメリット①プライベートな部分の配慮

  シェアハウスのリビングやダイニングは、居住者全員が使用できる共用部にあたります。 したがって、男性に寝巻や薄着の姿を見られたくないという方は、リビングやダイニングに行くために服を着替えなくてはなりません。 家のなかでは自由な服装でくつろぎたいとお考えの方にとっては、デメリットといえるでしょう。

 また、ほとんどのシェアハウスでは、洗面所や浴室、ベランダ、乾燥室などが共用です。 異性も使用する場所で身支度を整えたり、洗濯などをしたりするのが不安な方には、おすすめできません。 しかし、居住者との共有部の使用タイミングをずらしたり、乾燥機付きの洗濯機が完備されているシェアハウスを選んだりするなどの工夫をすることで、解決できる場合もあります。

男女比率が均等になるとは限らない

  男女共同シェアハウスでは、共同タイプといっても男女の比率が必ず同じになるとは限りません。 シェアハウスは一般賃貸と違って、契約期間が3ヶ月〜1年程度と短い場合が多く、居住者の入れ替わりが比較的頻繁にあります。そのため、入居時期や物件によっては居住者が全員女性だったり、男性の方が多かったりするなど、男女の比率が偏ることもあります。

 ただし、先述した通り居住者の入れ替わりが多い分、時期を改めれば再び男女の比率が変わっている・これから変わることもあります。 運営会社によっては詳細情報を共有してもらえる場合があるため、事前に詳しく問い合わせてみましょう。

女性専用と男女共同のシェアハウスのメリット・デメリットを把握して自分に合う物件を選ぼう

いかがでしたでしょうか。 女性専用シェアハウスのメリットは、セキュリティ設備の充実した物件に安く住めることや、男性に気をつかう必要がないことなどです。 また、内装がおしゃれで、設備が女性の需要に合っている物件もあります。

一方で、男性を部屋に招けないことや物件数が少ないことはデメリットといえます。 以上のようなメリット・デメリットを考慮したうえで、女性専用シェアハウスがご自身に合っているのかどうかを判断しましょう。

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