シェアハウスはコスパが良い!その理由は?
シェアハウスはコスパが良い物件です。その理由には以下の4つがあります。それぞれの理由について解説していきます。
水道光熱費やネット代が家賃や共益費に含まれている
コスパが良い理由の1つは、水道光熱費やネット代が家賃・光熱費に含まれているからです。電気代や水道代・ネット代などは、1人暮らしだと毎月1万5,000円程度はかかってきます。
しかし、シェアハウスでは毎月の家賃にこれらの費用が含まれているため、いくら使用しても値上がりすることはありません。
毎月金額が一定になっているため支出が読み取りやすい点も嬉しいポイントです。
消耗品・食費を抑えられる
シェアハウスではリビングやダイニング、キッチンやトイレ・お風呂などは共用スペースになります。そのため、住人が使うティッシュやトイレットペーパー、食器用洗剤などの消耗品は管理会社が支給してくれるため、消耗品にかかる費用を抑えることが可能です。
また、広々としたキッチンを使えることもあり、自然と自炊をする人も多いです。
外食や惣菜を買ってくることが減るため、その分食費も抑えられます。
賃貸物件よりも良い設備が使える
多くのシェアハウスは一人暮らしの賃貸物件よりも良い設備が揃っていることが多いです。冷蔵庫や洗濯機なども共用スペースにある設備を使うため、自分で購入する必要もありません。
少し家賃が高めのシェアハウスなら、ジムや防音室、菜園、高級家電などを揃えているところもあり、より快適に暮らせます。
初期費用が安く済む
シェアハウスには基本的に敷金・礼金がありません。代わりに不測の事態が発生した時に使えるデポジットと呼ばれる保証金を支払う必要がありますが、費用相場は1〜5万円程度と敷金・礼金よりもはるかに安いです。
家具・家電を購入する必要もないため、賃貸物件に引っ越すよりも引っ越し費用を大きく節約できるところがシェアハウスの大きな魅力になります。
シェアハウスの家賃相場
シェアハウスの家賃は、賃貸物件と同じくエリアや部屋の広さによって大きく変わってきます。以下の2つのパターンでのシェアハウスの家賃相場を見てみましょう。
それぞれの家賃相場を解説していきます。
地域別の家賃相場
地域別のシェアハウスの家賃相場は、最も高い賃料で関東エリアで5万円台が多いですが、東京のような都市部でも安いところだと3万円台を切るところもあります。一人暮らしの賃貸物件だと、東京での家賃相場は6.8万円程度です。
あくまでの家賃相場になるため、エリアによっては相場よりも高いシェアハウスもあります。
金額の高いシェアハウスは、設備が充実していたり利便性が高いなど様々な特徴もあるため、複数のシェアハウスを比較して決めると良いでしょう。
部屋タイプ別の家賃相場
シェアハウスには様々な部屋タイプがありますが、個室のあるタイプのシェアハウスだと関東エリアで5万円台のところが多いです。占有部分が基本的にベッドの中だけでプライベート空間がほとんどない「ドミトリータイプ」のシェアハウスだと、2〜3万円程度で住めるところもあります。
プライベート空間をそれほど必要としていない、とことん安く抑えたい方は、ドミトリータイプのシェアハウスがおすすめです。
ただ、貴重品や荷物の管理には慎重になる必要があるでしょう。
安すぎるシェアハウスには注意!その理由は?
家賃の安いシェアハウスに住むことで、生活費や引っ越し、初期費用を節約できるというメリットがあります。また、消耗品や食費も抑えられるので金銭的にもゆとりが生まれます。
しかし、費用を抑えたいからと安すぎるシェアハウスに引っ越すのは注意しましょう。
なぜ安すぎるシェアハウスには注意が必要なのか、その理由には以下の4つがあります。
それぞれの理由について解説していきます。
管理が行き届いていないことが多い
管理が行き届いていないと、安心して生活できませんよね。 家賃が安いということは、管理費用をかけられないということです。掃除が行き届いていなかったり、シェアハウスのルールがしっかりしていなかったりと、無法状態になっている可能性もあります。
騒音・盗難などのトラブルが多い
シェアハウスは入居するために審査を受けなければなりません。しかし、格安のシェアハウスの場合、入居審査がないようなところもあります。
そのようなシェアハウスには、少し難がある人が集まりやすく、騒音や盗難などのトラブルが発生するところも多いです。
自分の持ち物がなくなってしまったり、夜中に騒いでいて安心して寝られないなど生活そのものが脅かされる可能性もあるでしょう。
共用部分が汚い
格安のシェアハウスだと、共用部分に清掃業者が入らない可能性もあり、いつも汚い状態であることが多いです。キッチンやお風呂などの共用部分が汚いと使いたくないですよね。
入居前にシェアハウスを見学し、管理が行き届いているか共用部分の状態で判断するのも良いでしょう。
プライベート空間がない
格安のシェアハウスの場合、個室なしのドミトリータイプが多いです。ドミトリータイプとは、一部屋に2段ベッドが複数置かれているタイプのシェアハウスのことで、自分の占有部分は基本的にベッドの中だけです。
荷物や貴重品の管理にも気を遣いますし、ほっと一息つける空間もないと息苦しく感じるかもしれません。
まとめ
シェアハウスは、賃貸物件よりもコスパが良いので安さ重視で引っ越したい方にはおすすめです。 しかし、安すぎるシェアハウスへの引っ越しをする際には要注意です。先に述べたように、トラブルがよく発生していたり、管理が行き届いていなかったりと、何かしら問題点があるかもしれません。
プライベート空間が確保できないようなシェアハウスだと、人によっては窮屈に思う人もいるでしょう。
シェアハウスを探す際には、費用面だけでなく実際の環境や住んでいる人などもしっかりと観察して、自分に合うかどうかを検討してみることをおすすめします。