シェアハウスとは
シェアハウスとは、複数の人が一つの建物内で共有スペース(リビング、キッチン、バスルームなど)を共用しながら、各自が専用の寝室を持つ賃貸住宅です。
プライバシーを確保しつつ、初期費用が抑えられるため、若い世代や独身の方に人気があります。
さまざまな人々との出会いがあり、新しい交流や学びの場となることもシェアハウスの魅力の一つです。
管理会社が入居者の募集、運営、そして建物の管理を担当します。 女性専用の物件や男性専用の物件もあります。
ルームシェアとシェアハウスの違い
ルームシェアは、アパートやマンションなどのうち、オーナーが許可している場合に限り、友人同士やカップルで住むタイプの居住形態です。ルームシェアは、アパートやマンションなどの1室を2〜5人で共有することが一般的です。一方シェアハウスの場合、3〜5人の小規模人数から、100人を超えるような大規模なものまで、さまざまな物件があります。
ルームシェアもシェアハウスも、一人暮らしに比べると初期費用が安く抑えらる点が魅力の一つです。ルームシェアの場合は約25万円から40万円かかるのに対し、シェアハウスでは初月家賃を含めても約10万円程度と、格段に低い設定です。
ルームシェアでトラブルが発生した場合、当人同士で話し合い・解決する必要があります。一方、シェアハウスの場合は専門の管理運営会社が運営しており、トラブルが発生したら運営会社が変わりに注意喚起してくれる場合もあり、安心です。
シェアハウスでのふたり暮らしをおすすめする4つの理由
シェアハウスでのふたり暮らしには、多くのメリットがあります。 続いては、シェアハウスがふたり暮らしにおすすめである4つの理由を紹介します。理由➀共有スペースや設備が充実している
シェアハウスには基本的に家具や家電製品が備え付けられているます。そのため、ふたり暮らしを始めるにあたって、生活必需品などを一から新しく揃える必要はありません。また、もしも何らかの事情で共同生活を解消することとなった際に、ふたりで購入した家具・家電製品の処分や、どちらが引き取るのかをめぐってトラブルになる心配もありません。
シェアハウスにあらかじめ用意されている家具・家電製品や日用品の一例は下記のとおりです。
シェアハウスにある家具・家電製品(例)
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- エアコン
- ベッド
- テーブル・イス・机(個室用)
- レンジ・ケトル・炊飯器
- ドライヤー
シェアハウスにある日用品(例)
- 石鹸・洗剤
- トイレットペーパー
- 鍋・フライパンなどの調理用具
- ゴミ袋
- 掃除用品
物件に備え付けられている家具・家電製品・備品などに関して、詳しくはシェアハウスを内見する際に直接確認するか、運営会社に事前に問い合わせておきましょう。
理由②費用を安く抑えられる
シェアハウスでは、入居時の初期費用のほか、毎月の家賃や生活費を抑えられる点もメリットの1つです。シェアハウスはアパート・マンションなどの一般の賃貸物件で必要な、敷金・礼金や仲介手数料、保証会社利用料といった費用も不要です。
上述したとおり家具や家電製品があらかじめ備え付けられているので、ふたり暮らしを始めるタイミングで初期費用がかかったり、生活必需品を買いそろえたりする必要がありません。
また、シェアハウスの家賃は一般の賃貸物件の家賃の相場よりも安いことが多いうえに、水道光熱費やインターネット回線利用料等は共益費に含まれています。
そのため、毎月の生活費も、一般の賃貸物件に住んだ場合と比較して安く抑えられます。
理由③物件を見つけやすい
一般の賃貸物件でルームシェア用に部屋を貸し出している物件は少なく、部屋探しが難航することがあります。また、間取りにも制約があることから、ふたり暮らしを始めるハードルは意外と高いのです。
しかし、ふたり暮らし可能のシェアハウスには、希望に合った物件を見つけられれば、あとは空室を確認して、入居の諸手続きを済ませるだけで、ふたり暮らしを始められます。
理由④トラブルのリスクが少ない
二人暮らしを終える際にはさまざまな課題がありますが、シェアハウスなら退去タイミングの調整などのリスクを大幅に減らせます。ルームシェアでは、片方が家賃を滞納するともう片方の負担が増えたり、一方が突然退去すると残された方が手続きをしないといけないため、1人の負担が大きくなるでしょう。
また、ルームシェアはケンカすると険悪な雰囲気になりやすいですが、シェアハウスは周囲に第三者もいて冷静に話せるため、トラブルのリスクが少なくなります。
ふたり暮らしを円満に行うコツとシェアハウスでの注意点
新生活をスタートする前には、ふたり暮らしのコツも押さえておきましょう。ふたり暮らしを円滑に進めるうえでは、ルールを定め、定期的に話し合いの場を設けることが大切です。
あらかじめルールを決めておかないと、「家事はどちらがやるのか」「毎月の食費はどのようにするか」 などといったトラブルに発展するケースがあります。
ルールをしっかりと決めておけば、このようなトラブルを未然に防げます。
シェアハウスには、ルームシェアとは異なりほかの入居者も暮らしています。ほかの入居者と積極的にコミュニケーションをとることもまた、ふたり暮らしを成功させるコツになるでしょう。
コツを押さえてシェアハウスでの楽しいふたり暮らしを
今回はシェアハウスでのふたり暮らしをおすすめする理由や、注意点をお伝えしました。シェアハウスにおけるふたり暮らしは、費用を抑えられるほか、家具や家電製品を用意する必要もないという利点があります。 快適なふたり暮らしのためには、生活のルールを定めたうえで、ほかの入居者の迷惑にならないように注意しましょう。
クロスハウスでは首都圏を中心にリーズナブルなシェアハウスを多数展開しております。 これからふたり暮らしを検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。