シェアハウスに出会いはあるのか？
出会いのイメージがあるシェアハウスですが、恋愛を目的として入居する人はあまりいません。 国土交通省の調査によると、入居者または元入居者がシェアハウスに入居を決めた主な動機として最も多いのは「家賃の安さや立地の良さ」という結果が出ています。しかし、シェアハウスで共同生活を続けていくうちに自然と仲が深まり、交際に発展するケースも少なくありません。
近年では、結婚相手を探す目的に特化した「婚活シェアハウス」も登場しており、シェアハウスが出会いの場として期待されている側面もあります。
ただし、入居者同士のトラブルを避けるために恋愛禁止のルールを設けているシェアハウスもあるので、必ずしも出会いの場とはならない点に注意しましょう。
出典元：国土交通省「シェアハウスに関する市場動向調査結果について」
https://www.mlit.go.jp/common/001151588.pdf
シェアハウスでの出会いをきっかけに恋愛に発展する3つの理由
シェアハウスでは、物件によっては出会いが恋愛関係に発展する人もいます。入居者同士の食事会や飲み会などのイベントがあれば、自然と良い関係になることもあるでしょう。また、シェアハウスの住人数が少なかったり、イベントを頻繁に開催したりする物件であれば、より交流する頻度が高くなり、親しくなりやすいということもあります。ただし、シェアハウス＝恋愛ではありません。積極的に交流するということがなければ、恋愛関係に繋がることは難しいでしょう。
では、シェアハウスでの出会いをきっかけに恋愛に発展する理由について、3つに分けて具体的に解説していきます。
理由①コミュニケーションの機会が多い
シェアハウスでは、リビングルームやダイニングルームなどが共用スペースです。 そのため、リビングルームに入居者同士が集まって世間話をしたり、ダイニングルームで食事を共にしたりするうちに、自然と親睦が深まります。 特に、生活リズムが似ている入居者とは顔を合わせる頻度も高いため、一緒に過ごす時間が増えるにつれて、親密になることもあるでしょう。理由②人柄を深く知れる
シェアハウスの入居者たちは、お互いのリラックスしている状態を見て過ごすことになります。 そうすると、各々の素の性格が見えてくるので、相手が本当に自分と相性がよい人物であるのかどうかが判断しやすくなるのです。 外面だけではなく、内面の魅力も深く知ることで、恋愛関係に発展する場合もあります。理由③イベントで距離が縮まる
お花見やバーベキューといったイベントを開催するシェアハウスもあります。 イベントは、一緒に企画を考えたり、道具や食事を準備したりする必要があるので、入居者同士のコミュニケーションを活発にします。 また、普段はあまり話す機会のない入居者と仲を深めるチャンスにもなるでしょう。 イベントの開催の有無や頻度は、シェアハウスによって異なるので、出会いを求めている方は、積極的にイベントを開催している物件を選ぶことをおすすめします。シェアハウスに出会いを求める2つのメリット
ここまでは、シェアハウスが、人との距離を詰めやすい環境であることをお伝えしました。 ここからは、シェアハウスに出会いを求める2つのメリットを紹介します。メリット①お互いをよく知れる
前述のように、シェアハウスには、ほかの入居者の素顔を知る機会が豊富にあります。 そのため、お互いをよく理解してから交際を始められるのです。 シェアハウスに出会いを求め、交際に発展することで、付き合ってから「人柄がイメージと違った」という問題が発生しにくく、関係が長続きすることが期待できます。 通常の出会いでは、恋愛に発展する以前に、お互いのプライベートな姿を知る機会が少ないため、これはシェアハウスならではのメリットといえるでしょう。メリット②一緒にいられる時間が長い
シェアハウスでの恋愛のメリットには、一緒にいられる時間の長さもあります。 同じ家に住み、休日以外の時間も一緒に過ごせるのは、カップルには嬉しいポイントでしょう。 また、個室タイプのシェアハウスであれば、「お家デート」も気軽にできます。シェアハウスで出会いを求める2つのデメリット
シェアハウスでの出会いには、デメリットも存在します。 ここからは、シェアハウスで出会いを求める際に注意したほうがよい2つのデメリットを紹介するので、参考にしてください。デメリット①別れる際にリスクがある
同じシェアハウスに住んでいると、恋人と破局したあとも毎日顔を合わせなければなりません。 距離を取ることができないので、お互いに気まずい思いをするという点が、シェアハウスでの恋愛のデメリットです。 また、気まずい思いを避けるために、カップルのどちらかが引っ越さざるをえなくなるなど、生活に大きな変化が生じてしまうこともあります。 残ったほうも周囲の目を気にして居心地が悪くなり、結局転居してしまうかもしれません。 シェアハウス内での出会いを求めている方は、このようなリスクがあることも考慮しましょう。デメリット②ほかの入居者に気をつかう
カップルで過ごす際に、ほかの入居者に配慮する必要がある点も、シェアハウスでの恋愛のデメリットです。 特に、リビングルームやダイニングルームなどは、通常であればカップルでくつろげる空間ですが、シェアハウスでは共用スペースなので、自由に使うことができません。 また反対に、ほかの入居者に気をつかわせてしまう可能性もあります。 自分の家でありながら、公共の場としての配慮も大切にしなければならないので、窮屈に感じる方もいらっしゃるでしょう。シェアハウスに出会いを求める人が気を付けるべきこと
シェアハウスの物件によっては、入居者同士の恋愛にペナルティを設けていたり、恋愛自体を禁止にしている物件もあります。すべてのシェアハウスが恋愛公認ではないことを心得ておきましょう。 シェアハウスでの出会いを求めている方は、物件のルールを事前に確認しておくことをおすすめします。あからさまな「出会い目的」は控える
シェアハウスに入居する目的が出会いや恋愛対象とするのは控えた方が良いでしょう。シェアハウスでは、生活スタイルや価値観の異なる人が同じ建物の中で生活します。たとえ共有スペースがあっても、ある程度の距離感を大切にしたい人もいます。もしもシェアハウス内でカップルが過度な行動をしていると、入居者の中には不快に感じる人もいるでしょう。それぞれが心地よく暮らせるような配慮が必要になります。他の共同生活者の妨げにならない
シェアハウスでは、適度な交流と個人の生活習慣がバランスよく保たれることが理想的な暮らし方です。個人で賃貸物件に住むのとは異なり、共有する時間・スペースが多くなります。シェアハウスで楽しく過ごすためにも、他の入居者が嫌がる行動や迷惑な行為は控えるのがルールです。他の入居者の妨げにならないように、自己中心的にならないように心がけて生活しましょう。シェアハウスには恋愛以外の出会いもある
シェアハウスには多様な人が集まるため、恋愛以外にも、以下のようなさまざまな出会いが期待できます。シェアハウスでの出会いの例
- ● 友人との出会い
- ● 仕事上の出会い
- ● 国際的な出会い
たとえば、年齢や趣味が同じ入居者が多いシェアハウスは、友人を非常につくりやすい環境です。 シェアハウスで出会った友人と、引っ越し後も仲よくしている人もいます。 また、同じ職業に就いている入居者と、それをきっかけに交流が始まるケースもあります。
入居者がその職業の先輩であれば、経験話を聞いて仕事のスキル向上につなげたり、紹介を通して人脈を広げたりすることもできるでしょう。
さらにシェアハウスには、海外からの入居者も多く、国際交流も盛んです。
留学やワーキングホリデーで日本に滞在している入居者と仲よくなれば、語学の上達も目指せます。
シェアハウスは出会いの場として有効だが周囲への配慮が必要
いかがでしたでしょうか。 出会いを目的として、シェアハウスに入居する人は少ないものの、結果的に恋愛関係に発展する入居者もいます。 シェアハウスに出会いを求めるメリットは、お互いをよく知ったうえで付き合えるため、関係が長続きしやすいことや、一緒にいられる時間が長いことなどです。一方で、別れると気まずい思いをする点や、ほかの入居者に気をつかう点は、デメリットでしょう。クロスハウスでは、人気エリアの個室つきシェアハウスを、低価格でご紹介しています。 また、入居者の方々の親睦を深めるイベントを定期的に開催しているので、入居者さま同士での交流を大切にしたいとお考えの方も、ぜひ一度当社にお問い合わせください。
