• 家具家電付きアパートメントについて

家具家電付きアパートメントで管理人がいる物件のメリットと選び方ガイド

最終更新日:2024.10.31

初めての一人暮らしや学生の一人暮らしには、不安がつきものです。そのようなときにおすすめなのが、管理人がいる家具家電付きアパートメントです。 この記事では家具家電付きアパートメントと、管理人のいる物件の特徴やメリットをお伝えします。物件を選ぶ際のポイントも解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

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家具家電付きアパートメントとは?


家具家電付きアパートメントとは、部屋にあらかじめ家具家電がセットされている賃貸物件をいいます。
付帯している家具家電は、物件によって異なるので入居前に確認が必要です。

以下で家具家電付きアパートメントの特徴をご説明いたします。

家具家電付きアパートメントの基本的な特徴


家具家電付きアパートメントは、生活に必要な家具家電が部屋に備え付けられているのが特徴です。
そのため初期費用を抑えたい方や、単身赴任など数年で家に戻る人に向いている物件だといえます。

下記は備え付けられている家具家電の一例です。
物件によって設置されている家具家電が異なるので、入居前に確認してくださいね。

  • ベッド
  • テーブル
  • イス
  • テレビ
  • 洗濯機
  • エアコン
  • レンジ

一から家具家電をそろえる必要がないので、購入費用を抑えられるうえ、退去時に処分する必要がありません。
長期間住む予定のない学生や、単身赴任の方を中心に利用されています。

管理人付きアパートメントの特徴


管理人付きアパートメントとは、物件のオーナーや管理会社、不動産会社の従業員などが滞在して管理を行っている物件をいいます。

管理人付きアパートメントの特徴には、以下の点が挙げられます。
  • セキュリティ面での安心感が高い
  • 入居者からの問い合わせやトラブルに素早い対応が可能

管理人が身近にいるので、入居者は安心して生活を送れます。

家具家電付き&管理人付きアパートメントのメリット


家具家電付が付いていて、管理人がいるアパートメントには3つのメリットがあります。
  • 経済的なメリット
  • 生活のしやすさ・手間の軽減
  • 安全で安心な生活環境

一つずつ解説していきます。

経済的なメリット


一人暮らしを始めるには、必要な家具家電を最低限そろえるだけで約23万円かかるといわれています。
しかし家具家電付きアパートメントなら、生活に必要な家具家電がある程度備え付けられているので、一から買いそろえる必要がありません。

下記は、一人暮らし時に必要になる家具家電のおよその購入費です。
家具家電購入費用相場(一人暮らし用)
ベッド・寝具セット2万円~4万円
冷蔵庫2万円~3万円
電子レンジ1万円程度
洗濯機2万円~4万円
テレビ2万円~3万円

これらを購入すると、合計で約10万〜15万円近くの金額になります。
物件によっては付帯されていない家具家電もありますが、一つでも付帯されていれば購入費を節約できます。

生活のしやすさ・手間の軽減


家具家電を自分でそろえるには、選ぶ・購入するなどの手間や時間がかかります。
また、引っ越し後の片付けも必要です。

家具家電付きアパートメントなら、すでに備え付けられているので購入の手間も片付けの手間もかかりません。
引っ越し当日に「買ってきた食材を冷蔵庫に入れられる」など、スムーズに日常生活をスタートすることが可能です。

安全で安心な生活環境


管理人付きアパートメントで暮らすと、安全で安心な生活環境が手に入ります。
管理人によって、下記のような対応をしてくれるからです。
  • 入居者からの相談やトラブルへの対応
  • 共用部分やゴミ置き場などの衛生管理
  • 苦情や隣人同士のトラブルへの対応

管理人がいると、入居者は水漏れなど何か困ったことが起きた場合、すぐに相談できるので安心感があります。
また、共有部分など個人ではあまり手を付けない場所にも気を配ってもらえるため、建物全体の清潔感が高まり、快適な生活が保たれます。

家具家電付き管理人付きアパートメントを選ぶ際のポイント


下記の3点のポイントに注視すれば、あなたにあった快適な家具家電付き管理人付きアパートメントを選べます。
  • 物件の立地とアクセス
  • 管理人の対応体制の確認
  • 家具家電の内容と状態

物件の立地とアクセス


家具家電付き管理人付きアパートメントを選ぶのに重要なのが、立地とアクセスです。
たとえ物件自体を気に入っても、通勤・通学など毎日のことで不便を感じると、それがストレスに変わってくるからです。

「3駅利用可となっていたけれども、どの駅も近くなかった」などないように、きちんと立地やアクセスは確認しておきましょう。

また通勤・通学だけでなく、買い物できる場所があるかなど、普段の生活で必要なお店が近くにあるかも重要なポイントです。

管理人の対応体制の確認


管理人付きアパートメントだからといって、24時間いつでも管理人に相談できる体制が整っているわけではありません。
管理人の体制にも以下の3つのタイプがあるからです。
  • 24時間物件内に常駐している常駐管理
  • 一定の時間帯だけ常駐している日勤管理
  • 週に2、3回巡回している巡回管理

  • 常駐時間が長いほど管理人の目が行き届くので、トラブルなどの対応を迅速に行ってもらえる確率が高くなります。

    気になる物件がどのタイプの管理人の対応体制なのかは、管理会社に問い合わせるとわかります。管理会社はその物件を取り扱う不動産会社や、物件のエントランスで確認可能です。

    家具家電の内容と状態


    家具家電付きアパートメントに備え付けられている物は、物件によってさまざまです。内見時には、下記の2点をしっかりと確認しましょう。
    • 備え付けられている家具家電の種類
    • 家具家電の品質と状態

    • 必要な家具家電はそろっているのか、傷や汚れはないか、家電は正常に作動するかチェックします。また、家具家電に破損や不具合が起きた場合の対処方法の確認も必要です。

      一般的には家具家電が「設備」扱いであれば貸主負担、「貸与」や「設備外」であれば借主負担となります。契約書に記載されていますので、しっかりとチェックしておきましょう。

      まとめ:自分に合う家具家電・管理人付きアパートメントには要事前チェック!


      家具家電付きアパートメントで管理人がいる物件は初期費用が抑えられたり、スムーズに生活を始められたりなど、利便性や安全性、快適性が充実しています。

      ただし事前チェックを怠ると「思っていたのと違った!」と、後悔する場合があるので注意が必要です。

      そうならないためにも、この記事に書いてあるポイントをしっかりとおさえて、あなたに合う快適な物件をぜひ見つけてくださいね。