シェアハウスにおける来客の基本ルール
「シェアハウスに住んでいる」と友人などに話すと、興味を持たれることが多いですよね。友人などをシェアハウスに招く際の来客の基本ルールはどのようなものがあるのでしょうか。
以下の2点でまとめました。
1 来客のルールについて
2 来客の時間帯や人数制限
来客のルールについて
ほとんどのシェアハウスでは、友人や家族などが訪れたり、宿泊することは問題ありませんが、 中には入室は入居者のみとなっているシェアハウスや、住居の中で入ることが出来るエリアと出来ないエリアがあるシェアハウスもあります。住居内で入室の制限があるシェアハウスは、各個室があるタイプではなく、ドミトリータイプのシェアハウスのことが多いです。
入居者以外の入室を制限しているシェアハウスは、以下の理由で入室を制限しています。
・備品や私物の盗難が起きる危険性があるため。
・他の入居者とトラブルになりやすいため。
・(女性専用の物件)防犯のため。
・(女性専用の物件)女性以外は入室禁止としているため。
また、トラブルになりやすいという点から、友人などは入室できても恋人は入室出来ない、としているシェアハウスもあります。
宿泊する場合は別途宿泊料を取ることもあるので入居前に管理人や管理会社に確認しておきましょう。
来客の時間帯や人数制限
来客可のシェアハウスでも、入室出来るの時間帯や人数制限があるシェアハウスがあります。入室可能な時間帯は、シェアハウスのルールによって異なりますが、宿泊不可のシェアハウスではサイレントタイム(21時から22時ごろ)までとなっているところが多いのではないでしょうか。
また、人数制限に関しては、一般的に2名程度までとしているシェアハウスが多いです。 シェアハウスによってルールも変わるので、内見の時に確認することをおすすめします。
来客時のコミュニケーションの重要性
実際に友人などをシェアハウスに呼ぶことになった際はどうすればよいのでしょうか。来客時のコミュニケーションについてどのような点に注意すればよいのか、以下の2点でまとめました。
1 事前の連絡の必要性
2 住人同士のルール確認
事前の連絡の必要性
シェアハウスに友人などを呼ぶ際は、他の入居者へ事前に伝え、確認をとることが大切です。具体的には、日程や時間、人数や友人の特徴などを伝えましょう。
事前に伝えた後も、当日共用スペースなどで会えた人には改めて伝えると安心ですね。
共用スペースに見たことがない人がいると他の入居者が不安になってしまうため、友人の特徴は具体的に伝えておきましょう。
また、入居者だけでなく管理人や管理会社にも伝えておくと後々トラブルになりにくいかと思います。
実際に友人などがシェアハウスに来た際は、共用スペースで過ごしている入居者へは積極的に挨拶するようにしましょう。
住人同士のルール確認
来客可のシェアハウスで、入居者間でどういったルールになっているのか確認し合うことが大切です。具体的には以下の点は必ず確認しましょう。
・何時まで共用スペースを利用してよいのか。
・宿泊を許可するかどうか。
・喫煙する場合は、喫煙場所はどこになるのか。
・何人まで入室してよいか。
お互い快適に生活するためにも、共通認識を持つことが大切ですね。
また、来客の予定がある場合は、改めて共用スペースに私物を置いていないかなど確認するようにしましょう。
来客の際のルールだけではなく、シェアハウス内では突発的にトラブルになるような事案が起こります。
ルールを守ることはもちろんですが、何か起こった時に話し合いが出来るように、日常的に入居者間でコミュニケーションを取るようにしましょう。
来客時のトラブルを心配のためのアドバイス
シェアハウスの入居者間でルールを確認してもトラブルが起きてしまうかもしれません。来客時のトラブルについて以下に2点でまとめました。
1 トラブル事例とその対策
2 住人同士の気づきのためのポイント
トラブル事例とその対策
友人などがシェアハウスに来た際にトラブルになりやすいのは、「騒音」や「共用スペースの使い方」です。共用スペースや個室で大きな声を出してしまったり、共用スペースを片付けないまま帰ってしまったりといったことにより他の入居者からクレームが入るトラブルが多いです。
そもそもシェアハウスに入る前にきちんと友人などにシェアハウスのルールを説明して、過ごし方に気を付けることがトラブルを避けるうえで最も大切なことです。
ですが、もしそういったトラブルが起きてしまった場合は、入居者に直接謝罪することはもちろんですが、管理人や運営会社にもトラブルになった旨を伝えてどうすればよいか判断を仰ぎましょう。
住人同士の気づきのためのポイント
1つの住居で複数人が住んでいるため、入居者同士の思いやりの気持ちがなによりも大切です。入居者全員で話し合える機会がある場合は、形骸化していたり実態に即していないルールについて話し合い、現在の入居者の実態に合うルール作りをしていきましょう。
入居者全員で話し合いの場を設けられない場合は、管理人や管理会社に相談してみてもいいかもしれません。
誰もが気持ちよく生活できるシェアハウスになるように意識してみましょう。
まとめ
シェアハウスは、1つの住居に複数の入居者が住んでいるため、トラブルが起きやすいかもしれません。ですが、お互い楽しく高め合えるシェアハウス生活にするためにも、シェアハウス内にいるときはルールを守り、ルールの範囲内で楽しむことが大切です。
入居者だけではなく、その友人等ともよい関係を築ければまた新たな交友関係も広がるかもしれませんね。
本記事がシェアハウスへの入居および来客のルールについて考える機会になれば幸いです。