そこで本記事では、シェアハウスに入居すると起こりうるトラブルや、対処法を紹介します。
シェアハウスへの入居において不安な点のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
シェアハウスで起こるトラブルとは
シェアハウスでは他人と共同生活を送るため、些細なきっかけが思わぬトラブルに発展する場合もあります。 どのようなトラブルが発生する可能性があるのかを下記にて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。トラブル①騒音の問題
騒音はシェアハウスでよく起こるトラブルのひとつです。 たとえば、テレビや音楽を大音量でつけたり、早朝・深夜の時間帯にアラームを鳴らしたりする住人がいると、騒音に悩まされる可能性があります。また、ドアの開け閉めや足音などの生活音も、音に敏感な方にとっては気になってしまう場合もあるでしょう。 そのため、シェアハウスに住むと騒音のトラブルに悩まされる可能性は十分にあります。
ただ、シェアハウスの騒音のトラブルは、マンションやアパートなどに比べて解決しやすいという特徴があります。 なぜなら、住人の人物像や、どのような生活スタイルを送っているのかということが比較的わかりやすく、直接話し合って解決できる可能性も高いためです。
また、シェアハウスの運営・管理を行っている、弊社クロスハウスでは、深夜0時~朝7時までは洗濯機・乾燥機の使用を禁止するなどの対策を行っています。
そのため、住人同士で話し合える環境が整っており、管理会社側でも騒音対策がある程度なされている場合であれば、騒音のトラブルはそこまで心配する必要はないでしょう。
トラブル②共用スペースのマナー違反
シェアハウスの共用スペースは、住人同士で譲り合って使用しなければならないため、トラブルが起こりやすい場所であるといえるでしょう。共用スペースのなかでも、お風呂やトイレ、キッチンなどは、自分の使いたいタイミングで使用できないことがあると、トラブルに発展する可能性があります。 たとえば、1人がお風呂やトイレを長く使ってしまうと、他の住人は待たなければならず、待たせているほうも住人を気にしてゆっくりできない、といったことが起こります。
また、冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機など、共用設備を使用する際にも同じことがいえるでしょう。 具体的には、冷蔵庫に入れておいた食べ物を他の住人に食べられてしまったというケースや、週末に洗濯機を使う人が多く、洗濯できなかったというケースなどが挙げられます。
しかし、これらのトラブルは運営会社側であらかじめ予想されているため、ルールを設けるなどして対策が行われていることがほとんどです。 たとえばクロスハウスでは、共用スペースの混雑を避けるために、シャワー室の予約ボードを設置するなどの対策を行っています。
共用スペースを運営会社がきちんと管理し、住人同士でルールを守ることができればトラブルを避けることが可能であるため、あまり心配しなくとも大丈夫でしょう。
トラブル③金銭の貸し借りによる問題
シェアハウスでは、住人同士の金銭トラブルが発生する可能性もあります。 なぜなら、住人同士の距離が近い分、気軽にお金の貸し借りをすることや、共用スペースに財布や貴重品を置きっぱなしにすることがあるためです。住人が必ず借りたお金を返すという保証はありませんし、盗難しないとも限らないため、注意しなければトラブルに発展します。
そのため、金銭の貸し借りはしないこと、貴重品は各自で管理することなど、あらかじめルールを決めておくことをおすすめします。
トラブル④盗難・ハラスメント・詐欺などの犯罪
シェアハウスでは金銭トラブルだけではなく、私物の盗難やハラスメント、詐欺などの犯罪が起こる可能性もあります。 シェアハウス内は住人同士の距離が近く、油断しやすいということや、閉鎖的な空間であるということが理由としてあげられるでしょう。たとえば、自室の鍵をかけ忘れたり、共用スペースに私物を置きっぱなしにしたりすると、私物が盗難される危険性が高まります。 その他にも、冷蔵庫のトラブルと同様に、共用スペースに置いておいた自分の食べ物が他の住人に食べられていたといったことも起こりがちです。共用スペースは他の住人も出入りできることを忘れず、防犯対策を忘れないようにしましょう。
また、ハラスメントは主に女性が被害にあう危険性が高く、盗聴・盗撮などの被害にあう場合もあります。 運営会社によってはハラスメント防止のための取り組みや、女性専用のシェアハウスなども用意しているため、不安な方は事前に調べておくと安心でしょう。
さらに、住人がビジネスや宗教の勧誘をしてくる場合もあります。 シェアハウスは閉鎖的な空間であるため、断り切れずに詐欺の被害にあってしまった、という方もいらっしゃるようです。
そこで、弊社クロスハウスでは、住んでいる方が安心して暮らせるようにお客様サポートを充実させ、ハウスサポーターや内覧スタッフがシェアハウスを巡回しています。 さらに、シェアハウス内の環境を良好にするため、ルームメイトの審査基準を設けることにより、住人の方が安全に過ごせるよう工夫を凝らしています。
運営会社がこのような安全管理や巡回を行っている場合であれば、犯罪のトラブルを過度に心配する必要はないでしょう。
トラブル⑤文化の違いによる問題
外国人留学生が多く入居しているシェアハウスに住むと、文化の違いからトラブルに発展することがあります。 たとえば、共用スペースの使い方のルールを守ってもらえない場合や、言葉の壁があることにより意思疎通がうまくいかな場合などです。ただ、国際交流や語学の勉強ができるという点から、外国人の入居者がいるシェアハウスは人気でもあります。 国際交流を目的に、このようなシェアハウスを選びたいとお考えの方は、事前に運営会社へトラブルの対策を行っているかどうかを問い合わせておくとよいでしょう。
また、運営会社から住人へルールをアナウンスしてもらうことで、トラブルも起こりにくくなります。
以上のことから、外国人の入居するシェアハウスでは、文化の違いからトラブルが起こる可能性もありますが、国際交流をしたいとお考えの方は、挑戦してみることもおすすめです。
トラブル⑥来客のルール違反
来客を許可しているシェアハウスでは、入居者の知人の来訪が原因のトラブルが起こるケースもあります。 たとえば、来客があることを事前に他の住人に知らせなかった場合や、訪問者がシェアハウス内のルールを把握していない場合などです。 共用スペースに知らない人が突然現れたり、訪問者がルール違反をしたりすると、住人にとってストレスになる可能性があるためです。シェアハウスによっては、トラブル回避のために来客を禁じているところもあります。
また、来客の宿泊のみを禁じて、日中に共用スペースを利用するだけであればよいなど、ルールもさまざまです。
住人同士で来客がある場合のルールを守っていれば、トラブルも回避できますが、訪問者はルールに慣れていないため、通常よりもトラブルが発生しやすいといえるでしょう。
トラブル⑦家事当番やお風呂の順番などルールを守らないことによるトラブル
共用スペースで決められているルールを守らない住人がいることで、トラブルに発展する可能性もあります。 たとえば、共用スペースの掃除について住人同士が交代で分担するというルールがあるにもかかわらず、掃除を行わない住人がいるようなケースです。掃除当番が役目を果たさないため共用スペースがどんどん汚くなり、結果的に他の住人とのトラブルに繋がります。
また、シェアハウスでは、お風呂に入る順番などもルールが決められている場合が多いです。しかしルールを守らない住人が1人でもいると意味をなさなくなり、無秩序状態となるトラブルが生じます。
シェアハウスで起こるトラブルの対処法
ここまでは、シェアハウスで起こる可能性のあるトラブルを紹介しました。 では、これらのトラブルが起こった場合は、どのように対処すればよいのでしょうか。 トラブルへの対処法を以下にて紹介しますので、参考にしてみてください。トラブル対処法の例
- ● ルールを決める
- ● 防音対策をする
- ● 貴重品の管理を徹底する
- ● シェアハウスの運営会社へ相談する
- ● 公的機関や地方自治体の相談窓口へ相談する
シェアハウス内で明確なルールを決め全入居者に周知する
まずは、シェアハウス内で明確なルールを決めることが大切です。 明確なルールを決め全入居者に周知することにより、共用スペースでのマナー違反や、騒音・盗難といったトラブルは未然に防げます。シェアハウス内のルールは、あらかじめシェアハウスの運営会社が決めている場合がほとんどです。シェアハウスの運営会社が明確なルールを決めている場合、住人もそのルールに同意して入居していると考えて良いため、トラブルが起こる可能性は低いでしょう。
自分が入居する際も、シェアハウス内のルールはよく確認しておくことをおすすめします。
防音対策をする
シェアハウスでは、テレビの音や話し声などの少しの生活音も、騒音トラブルに繋がります。可能な限り、防音対策をしておくと安心です。 とくに深夜や早朝は、普段は気にならない音でも騒音と捉えられる可能性があります。他の住人の生活の妨げとならないよう、物音や声の大きさには配慮しましょう。どうしても発生してしまう生活音は、防音グッズを使って対策できます。具体的には、足音などを吸収する防音マットや室内からの音漏れを防ぐ遮音カーテンなどがおすすめです。
部屋の位置が選べる場合は、端の部屋を選ぶことでも防音対策ができます。
貴重品は共用スペースには決して置かず自室で厳重に管理する
貴重品は共用スペースには決して置かず、自室で厳重に管理しましょう。 共用スペースは、他の住人も出入りできる部分です。共用スペースにいる時は貴重品は置きっぱなしにせず、しっかり自分で管理しておかなければいけません。もし万が一共用スペースに置いていた貴重品が盗難にあった場合、まず疑われるのは同じシェアハウスに滞在している他の住人です。実際に盗んでいなくてもトラブルに繋がる可能性は高いので、財布・通帳・印鑑などは必ず自室に保管するのをおすすめします。鍵がついた棚や金庫に入れて厳重に保管しておくと、より安心です。
自身での対策や話し合いで解決できない時は運営会社に相談する
自分自身で対策や話し合いをしているにもかかわらず解決できない時は、シェアハウスの運営会社に相談しましょう。多くの物件を運営している会社であれば、住人同士のトラブル対応をする機会も多いため、スムーズに解決してもらえます。運営会社が間に入ることで、トラブルが悪化しにくくなるというメリットもあります。
また、明らかなルール違反であれば、運営会社は違反した住人に何らかの対処も可能です。細かいルールが決められていたり、ルール違反への対処が明確になっていたりするシェアハウスであれば、トラブルが起こる可能性も低いでしょう。
犯罪行為に巻き込まれた時は警察や弁護士に相談する
盗難などの犯罪行為に巻き込まれた場合は、当人同士で解決しようとせず、迷わず警察や弁護士などの公的機関に相談しましょう。当人同士で解決しようとすると話がこじれてしまい、悪化したり解決できなかったりするケースも多いです。被害がほとんどない場合だと「公的機関に相談するほどの内容か?」と悩むこともあるかもしれません。しかし、たとえ少しのことでも、犯罪行為にあたるものは公的機関に相談した方がよいです。相談せずにいることで、後に大きなトラブルに発展する可能性もあります。悩んだ場合は、まず運営会社に連絡してみるのもよいでしょう。
シェアハウスのトラブルはルールを守り運営会社へ相談することで対処できる
いかがでしたでしょうか。 シェハウスで起こる可能性のあるトラブルは、騒音や共用スペースの使い方などのルール違反から、盗難やハラスメントといった犯罪に至るまでさまざまな種類があります。 ルールやマナー違反を繰り返すと、人間関係のトラブルに発展する可能性もあるため、あらかじめ運営会社へルールを確認し、トラブルへの対処法も把握しておきましょう。クロスハウスでは、人気のエリアでリーズナブルな価格のシェアハウスをご提供しています。
入居者様へのサポート体制も充実していますので、シェアハウスのトラブルを心配なさっている方も、お気軽にご相談ください。