シェアハウスに住む上でトラブルが多いのが洗濯事情についてです。 基本的に「自分の洗濯物は自分で選択する」とルールを定めているシェアハウスが多く、1人1人が自分のタイミングで洗濯をします。 入居している人数に比べて洗濯機や乾燥機の台数が少ないため、ルールを守って使用することが大切です。 本記事では、シェアハウスで乾燥機を使うメリットや、注意点をまとめましたので、シェアハウスへの入居を検討している方は、ぜひ参考になさってください。

シェアハウスに乾燥機が必要な理由

シェアハウスに入居する際、なぜ乾燥機が必要な理由なのか以下の３点でまとめました。 シェアハウスの生活スタイルと乾燥機の重要性 雨の日や湿気が多い日の洗濯対策 時間の節約と効率的な家事のために

シェアハウスの生活スタイルと乾燥機の重要性

シェアハウスの生活スタイルは、個室やプライベートスペースを持ちながら、リビングやキッチン、バスルームなどを共有して生活する特徴があります。 生活に必要な家具家電の設備があらかじめ完備されているため、入居の際の初期費用をおさえることが出来ます。 洗濯設備はシェアハウスによって異なり、洗濯機のみ置いてあるところ、洗濯機と乾燥機が置いてあるところ、近隣のコインランドリーを使用するよういわれるところと様々です。 洗濯ものを干せるスペースが共有スペースにあればよいですが、お天気によって干せるスペースも混雑することも考えられるので、乾燥機があれば干す手間とスペースを探す手間が無くなってストレスが軽減しますね。

雨の日や湿気が多い日の洗濯対策

雨の日や湿気が多い日は、なかなか洗濯物が乾きませんよね。 洗濯物が乾きやすい条件は、気温が25℃以上、湿気が50％以下、風通しが良いなどがあります。 効率的に洗濯物を乾かすには次のような方法があります。 ・湿度をさげる →除湿機やエアコンの除湿機能を使用して室内の湿度をさげましょう。 ・空気を循環させる →扇風機やサーキュレーターを使用して空気を循環させましょう。 ・洗濯物の間隔をあける →洗濯物が密着していると湿気がこもってしまうため、10～15ｃｍ程度の間隔をあけましょう。 ・部屋干し用洗剤を使用する →部屋干し用洗剤には、抗菌剤が使用されていることが多いため、雑菌の繁殖を抑えて臭いを抑制 することができます。 乾燥機があれば、雨の日や湿気の多い日でも気にせず洗濯が出来るので、こまめに選択することが出来て、同居人の間で洗濯のタイミングが被ることも少なくなるかもしれません。

時間の節約と効率的な家事のために

洗濯の家事の中で一番時間がかかるのは、「洗濯物を干す」工程と「洗濯物をたたむ」工程ではないでしょうか。 乾燥機があることで、「洗濯物を干す」という工程を省くことが出来て、乾燥機にかけている間に他の家事が出来るため、効率的に家事をこなすことが出来ます。

シェアハウスで乾燥機を使うメリット

シェアハウスで乾燥機を使うメリットはどういったものがあるのでしょうか。以下の３点でまとめました。 洗濯物の量が多いシェアハウスでの便利さ 服の仕上がりが良い乾燥機の機能 シェアメイトとの共有でもトラブルになりにくいポイント

洗濯物の量が多いシェアハウスでの便利さ

シェアハウスは、複数人で1つの住居に住んでいるため、1人暮らしに比べて洗濯物の量が多くなります。 各個室にベランダや洗濯物を干すスペースがあれば問題ありませんが、共有スペースに洗濯物を干す場合は、タイミングによっては干すスペースがなかったり、洗濯物が無くなるトラブルに繋がる危険があります。 乾燥機がある場合は、個室や共有スペースの省スペース化が可能になりますし、人目に触れずに洗濯を終えることができるので、洗濯物の取違いなどのトラブルになりにくいと思います。

服の仕上がりが良い乾燥機の機能

乾燥機は、自然乾燥に比べて、仕上がりにふんわり感がでてシワになりにくいのが特徴です。 中には乾燥機にかけられない衣服もありますがそういったもの以外は、高温乾燥でダニや菌やにおいを除去できるので、自然乾燥に比べて仕上がりがよくなります。

シェアメイトとの共有でもトラブルになりにくいポイント

乾燥機をシェアメイトと共有する場合にトラブルを避けるポイントは以下の３点です。 ・乾燥機に入れてはいけない衣類を入れないこと ・使い終わったら入れっぱなしにせず、すぐ取り出すこと ・フィルターを定期的に掃除すること 洗濯機に比べて乾燥機を使用できない衣類が多くあるため、きちんと確認してから使用するようにしましょう。 シェアハウスに居住している時は、乾燥機の使用が出来ない衣類を洗濯しないようにすればトラブルを未然に防げますね。 洗濯機のフィルター掃除も大切ですが、乾燥機もフィルターにほこりがたまると雑菌が繁殖してしまうので使ったら掃除するように心がけましょう。

シェアハウスで乾燥機を使う際の注意点

シェアハウスで乾燥機を使う際の注意点はなんでしょうか。以下の３点でまとめました。 乾燥機の使用ルールを決める方法 ランニングコストと電気代の節約方法 乾燥機の故障やメンテナンスの対応策

乾燥機の使用ルールを決める方法

洗濯機同様、乾燥機もシェアメイトの人数分あることは少ないため、あらかじめ使用ルールを決めておくと安心です。 使用する時間帯や、乾燥が終わったらすぐ中身を取り出すこと、もし取り出さなかった場合の対応などをシェアメイト全員で共通認識にしておくことが大切です。

ランニングコストと電気代の節約方法

乾燥機のタイプには「縦型ヒーター乾燥タイプ」「ドラム式ヒーター乾燥タイプ」「ドラム式ヒートポンプ乾燥タイプ」の３種類があります。 この中で最も電気代が安いのは、「ドラム式ヒートポンプ乾燥タイプ」で、１回あたりの電気代は約31円です。（他の２タイプに比べて１回約20円ほど安いです。） 今後乾燥機を購入する予定がある場合は、参考にしてみてください。 また、電気代の節約方法として、洗濯物を入れすぎないこと、こまめにフィルターを掃除することを意識しましょう。電気料金が時間帯によって変わる場合は、安い時間帯に使うようにすることもおすすめです。

乾燥機の故障やメンテナンスの対応策

シェアハウスに備え付けられている乾燥機が故障してしまった場合は、管理会社に連絡して修理や交換をお願いしましょう。 乾燥機のメンテナンスは、乾燥フィルターや排水フィルター、洗濯槽やパッキンの掃除です。 清掃せずに使い続けると、乾燥効率が悪くなったり、臭いがしたりすることがあるため定期的に掃除することを意識しましょう。

まとめ

シェアハウスに乾燥機があれば、シェアメイト内でのトラブルを回避出来たり、家事の時短をすることが可能になるかもしれません。 本記事がシェアハウス内での洗濯方法を考えるきっかけになったり、これから入居するシェアハウスを選ぶ際の参考になれば幸いです。