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シェアハウスでの郵便物管理:受け取りとトラブル回避のポイント

最終更新日:2024.12.09

スペースを共有することが多いシェアハウスでは、郵便ポストの扱いはどうなのでしょうか?この記事では、郵便物がきちんと自分の手元に届くか不安を感じる方に、シェアハウスでの郵便物の受け取り方やトラブル回避の方法を伝授します。安心のシェアハウスライフを送るためにも、ぜひご一読ください!

目次

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スペースを共有することが多いシェアハウスでは、郵便ポストの扱いはどうなのでしょうか?この記事では、郵便物がきちんと自分の手元に届くか不安を感じる方に、シェアハウスでの郵便物の受け取り方やトラブル回避の方法を伝授します。安心のシェアハウスライフを送るためにも、ぜひご一読ください!

シェアハウスにおける郵便の基本


シェアハウスでの郵便物の受け取り方法について、説明します。
郵便の種類によっても異なってきますので、参考にしてください。

郵便物の受け取り方法


郵便物の受け取り方は、各シェアハウスで異なります。

一軒家に数名で住んでいる小規模シェアハウスや、個人経営のシェアハウスでは、「共同ポスト」がよく活用されています。
玄関にひとつのポストが設置され、郵便物は大家さんか入居者が仕分けし、リビングなどの共有スペースにある各自の郵便棚に置くパターンが多いようです。

中規模~大規模のシェアハウスは、「集合ポスト」が入口近くに設置されているのをよく見かけます。
部屋ごとの個別ポストとなっているので、自分の郵便物は自分でポストから受け取ります。
他の入居者の郵便物と一緒になることはありません。

郵便物の種類


一口に郵便物といっても本人以外は受け取れないものや、受け取りに注意の必要な郵便物があります。

本人以外受け取れない郵便物
  • 本人限定受取郵便
  • 特別送達


クレジットカードなどが送付される本人限定受取郵便と、裁判所から送付される特別送達は、代理受取が認められておらず、受け取り時に本人確認資料や受け取った人の署名などが必要です。
本人が不在の際には不在票を発行してもらい、受け取る本人が再配達の手続きをします。

本人以外でも受け取れる郵便物
  • 普通郵便
  • 書留
  • 宅配便


書留や宅配便はポスト投函ではなく、基本手渡しになりますが、同じ住所に住んでいれば本人以外の受け取りが可能です。
ただし郵便物紛失のトラブルなどを避けるために、他人の郵便物を勝手に受け取ることを禁止しているシェアハウスもありますので、確認してください。

郵便物の管理方法


シェアハウスで自分以外の郵便物を受け取った際の管理方法や、注意点をお伝えします。

:郵便物の振り分けと保管


共同ポストの場合、大家さんや入居者が郵便物をポストから回収して、各個人に振り分けます。
多くのシェアハウスには、玄関の内側やリビングなどの共有スペースに郵便物を入れられる棚やポケットが用意されているので、その中に郵便物を入れていきます。

当然のことながら他人の封書を勝手に開けてはいけません。
勝手に封を開けてしまうと、信書開封罪に問われる可能性があるので注意してください。
また、書留など大事なものは、受け取った人が責任をもって受取人本人に渡すと、不要なトラブルを回避できます。

郵便物管理の特典


シェアハウスだからこそ、郵便物の受け取りに関するメリットがあります。

効率的な受け取り


宅配便などを他の居住者に受け取ってもらえるのは、シェアハウスに住むメリットのひとつでしょう。
シェアハウスにいる他の居住者に頼めば、代わりに郵便物や宅配物を受け取ってもらえます。
そうすれば、荷物が届く時間まで家で待機していたり、再配達依頼するためのスケジュール調整をしたりする手間が省けます。

ただしシェアハウスによっては、ルールで他人の郵便物や宅配便の受け取りを禁止しているケースがあるので、注意してくださいね。
また、受け取ったか受け取っていないかのトラブルを回避するためにも、受け取った郵便物は責任をもって本人に渡すようにしてください。

安心感を持って郵便物の受け渡しをするためには、信頼感があることが重要です。
住人同士、日々コミュニケーションを取ることによって信頼感を高めていきましょう。

プライバシーの保護


他の居住者にはがきの内容や、送り主などプライベートなことを知られたくない場合には、下記の方法があります。
  • 郵便局留めにする
  • 公共の宅配ロッカーやコンビニ受け取りにする
  • 個室別のカギ付きポストがあるシェアハウスにする
  • 実家に送ってもらう


受取先を郵便局や、駅などにある宅配ロッカーにする方法があります。
これらを利用すれば、シェアハウスではなく希望した郵便局や宅配ロッカーに届くので、他の人に見られることなく荷物を受け取れます。
あるいは入居先をカギ付き集合ポストのあるシェアハウスにすれば、自分専用ポストのため他の居住者に郵便物を見られないでしょう。
実家が近い人ならば、送り先を実家に指定して取りに行く方法もあります。

シェアハウス選びの際の郵便物に関するチェックポイント


シェアハウスごとに郵便物の取り扱いに違いがあります。
取り扱いが雑なシェアハウスだと、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。
シェアハウスを選ぶ際には、郵便物の取り扱いについてチェックしておきましょう。

受け取りのルールを確認する


シェアハウスごとにルールがあるので、入居前に確認をしておきましょう。
ルールには、次のようなものがあります。
  • 他人の郵便物を受け取った際には、本人に手渡しする
  • 本人に渡すまでは、責任をもって保管する
  • 他人の郵便物は勝手に開封しない


その他、郵便物に関して過去に何かトラブルがあったかなど、事前に聞いて参考にすると良いでしょう。

郵便物のための受け取りの設備


シェアハウスでは、郵便物に関するトラブルが意外と多くあります。
そのため、内見の際にはポストや郵便物の取り扱いに関して確認しておくことをおすすめします。
  • 集合ポストか共同ポストか
  • 郵便ポストのセキュリティはカギが付くなどしっかりしているか
  • シェアハウス内に郵便物を置くための専用スペースがあるか


疑問に思ったことは質問をして、不安をなくしておきましょう。

まとめ


シェアハウスにも郵便ポストがあり、自分宛ての郵便物は届きます。
宅配便など、自分以外の入居者が受け取ってくれるなどのメリットがある反面、プライバシーが守られない可能性もあります。
気になる人は郵便局留めなどを活用すると良いでしょう。

また、シェアハウスごとに郵便物に関するルールが異なります。
納得できるルールのシェアハウスを選ぶことが、安心できるシェアハウスライフにつながりますので、事前にしっかりと確認してくださいね。