ルームメイトを募集する前に知っておきたいこと
ルームメイトとの生活には、メリットがたくさんあります。ここでは、ルームメイトと暮らすメリットと、自分にあうルームメイトを見つけるポイントについて解説します。
シェアハウスでルームメイトを探すメリット
シェアハウスでルームメイトと暮らすと、特に以下の2つに大きなメリットを感じるでしょう。- 家賃や生活費を分担できる
- 友人やネットワークを作る機会が得られる
もっともメリットを感じるのは、家賃などの資金面の負担軽減でしょう。
お金を節約できるので、自分の趣味や貯金が可能になります。
また、今まで面識のなかった人とルームシェアすれば、そこから新たな交友関係や知識のネットワークができ、自分の世界が広がる可能性があります。
ルームメイト選びで考慮すべき条件
同じ空間で生活を共にするルームメイトは、相性が重要です。ポイントは、性格や生活スタイルがあうか、ライフスタイルがあうか、コミュニケーションがとれるかです。
静かに過ごしたい派とアクティブ派では、部屋での過ごし方が異なります。
一緒に何かしたければ同じ生活リズムの人を、一人の時間が欲しければ異なった生活リズムの人を選ぶというケースもあります。
また何事も、コミュニケーションをうまく取ることが大事です。
性別や年齢を考慮しながら、まずは自分にあうルームメイトの理想像をしっかりと持ちましょう。
シェアハウスでルームメイトを募集する方法
シェアハウス生活でのルームメイトの募集方法を紹介します。募集時に使えるサイトやSNSの活用
ルームメイトを募集するには、「ルームメイト募集サイト」の活用がおすすめです。ルームメイト募集サイトは、条件を書き込んで自らルームメイトを募集したり、すでにある投稿に応募したりできます。
気が合いそうな相手を見つけたら、メッセージのやり取りで条件のすりあわせや、実際に会うなどして、ルームメイトの可否を決定します。
ルームメイト募集に活用できるサイトは、ジモティー(https://jmty.jp/all/est-sha)やRoomshare(https://roommate.jp/-/mate)などです。
また、XなどのSNSでもルームメイトを見つけられます。
これらのサイトやSNSは無料で使えますが、多くは完全無保証です。
安易にお金のやり取りをしない、初めて会うときは人の多い場所にするなど、十分な注意が必要です。
募集時に明記するべき情報
募集時には、相手に求める条件や物件の条件を詳しく書きます。下記のような内容を記載しましょう。
- 性別
- 希望入居開始時期
- 家賃や共益費
- シェアハウスのハウスルール
- 周辺の環境の情報
物件がまだ決まっていない場合は、自分が希望する物件やエリアについて記載し、譲歩可能ならばその旨を記載しておくとよいでしょう。
ルームメイト面接時のチェックポイント
「ルームメイト募集サイト」などで知り合った相手とは、何度かやり取りして、実際に会って面接します。面接の際には以下の点を確認しましょう。
- 相手の生活リズムや価値観、距離感があうか
- コミュニケーションがしっかりとれるか
- お互いの希望を聞きあえるか
途中で何か違和感を覚えた場合、ルームシェアを断っても問題ありません。
後々トラブルにならないように、自分とあう人かしっかりと見極めます。
ルームメイト募集時の注意点とトラブル防止策
ルームメイトと気持ちよく過ごすために、事前にある程度のルールを設定しましょう。契約内容とシェアハウスルールの設定
家賃など、お金にまつわる決定事項は書面に残しておくことをおすすめします。生活やプライバシーに関しても、ルールを明確にしておくとよいでしょう。
記載内容は、それぞれが支払う家賃や共益費の金額と、支払期限、支払方法についてです。
家賃未払いの際に使用できる「デポジット(預り金)」を用意するかも決めるとよいでしょう。
部屋の掃除やゴミ出し、また電話など音を発するものの利用時間についてのルールも設定しておくと、揉め事の回避につながります。
細かなルールは、入居後に様子を見ながら検討していきます。
プライバシーとマナーに関する取り決め
同じ空間を共有するので、ルームメイトへの配慮は大切です。来客不可や、来客がある場合は事前に連絡を入れる、お金の貸し借りはしない、など取り決めておくと不要な言い争いやトラブルを避けられます。
また、プライバシーを守るためにもお互いに踏み込んでほしくないことや、触れてほしくないことを伝えておきましょう。
万が一のトラブル対応方法
万が一、トラブルになってしまった場合の対応方法には、下記のようなものがあります。- 緊急連絡先を交換しておく
- シェアハウスのほかの住居人に間に入ってもらう
- 法に詳しい機関に相談する
家賃の滞納や急病に備えて、ルームメイトの緊急連絡先を知っておくことは大切です。
また、トラブルが起きて当人同士の対話で解決できなかった際には、シェアハウスのほかの住居人などの第三者に間に入ってもらうのが有効です。
それでも解決しなかった場合、法律に詳しい機関に相談しましょう。
コミュニケーション不足の原因でトラブルに発展することは、往々にしてあります。
普段から相手の価値観を認めつつ、自分の考えや主張をしっかりと伝えて信頼関係を築いていきましょう。
ルームメイトがなかなか見つからない時の対策は?
ルームメイトがなかなか見つからずに苦労する人は多いようです。そのような場合は、希望居住エリアを広げるなど、条件を多少見直すと見つかるケースがあります。
また募集範囲を広げるのもおすすめです。
ネットで「ルームメイト 募集」で検索すると、いくつかのルームメイト募集サイトがヒットします。
ひとつに絞らず複数のサイトに載せる、あるいは友人などに声をかけ、口コミでも探してみるとよいでしょう。
まとめ
シェアハウスでのルームメイトとの生活は、家賃の負担が軽減されるなどメリットがあります。ルームメイトとの快適な生活を手に入れるポイントは3つです。
- どのような人が自分とあうか明確にする
- ルールを決めておく
- コミュニケーションをしっかりととる
自分にあうルームメイトを見つけて、シェアハウスで楽しい生活を送ってくださいね。