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デポジットなしで入居できるシェアハウスの魅力と注意点

最終更新日:2024.10.31

シェアハウスには、デポジットと呼ばれる制度があるのをご存知でしょうか。 デポジットとは、シェアハウスに入居する時に管理者に預ける保証金のことです。 本記事では、デポジットとは何か?デポジットなしで入居できるシェアハウスはあるのかについて解説しています。 デポジットなしのシェアハウスに入居したいと考えている方は、その魅力や選び方、注意点について確認しましょう。

目次

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デポジットって何?

冒頭でもお伝えしたように、デポジットとはシェアハウス入居時に払う保証金のことです。
床や壁を傷つけたり、設備を壊してしまった時に修繕費として使われます。

他にも、契約期間よりも早く退去したり、家賃を滞納してしまった時にもデポジットが活用されます。

ここでは、デポジットに関して、以下の2つについて解説します。

  • シェアハウスのデポジットと賃貸住宅の敷金の違いは何?
  • デポジットは返金されるの?


  • それぞれについて、詳しくみていきましょう。

    シェアハウスのデポジットと賃貸住宅の敷金の違いは何?

    賃貸住宅での敷金とは、大谷さんに預ける担保のようなものです。
    退去時のクリーニング代や家賃滞納時の立替に利用できます。

    デポジットは、賃貸住宅での敷金と近いものですが厳密にいうと少し違いがあります。

    敷金は退去時に入居時と同じ状態に戻すために使われるもので、デポジットは万が一の事態が発生した時に使う保証金といった立ち位置になります。

    デポジットは返金されるの?

    デポジットは返金されるところもあればそうでないところもあります。

    シェアハウスのデポジットは、壊してしまった設備の補修などに使われますが、たとえ入居中に修理が必要な破損やクリーニングがなかったとしても、返金されるかどうかは運営会社次第です。 契約の際に、デポジットが返金されるかどうかを事前に確認しておきましょう。

    デポジットなしのシェアハウスの魅力

    シェアハウスによってはデポジットなしで入居できるところもあります。
    デポジットを支払わなくて良いのは、入居者にとって非常に助かりますよね。
    デポジットなしのシェアハウスへの入居に関して、どのような魅力があるのでしょうか。

  • 初期費用を抑えられる
  • 入居・退去が手軽にできる


  • 上記の魅力について解説していきます。

    初期費用を抑えられる

    デポジットの費用相場は大体2〜4万円程度です。
    賃貸物件に引っ越す場合、初期費用として敷金・礼金を支払う場合が多いですが、デポジットなしのシェアハウスであれば初期費用は家賃と共益費・火災保険料のみで済みます。

    かなり費用を抑えられるため、初期費用を節約して引っ越したい方には、デポジットなしのシェアハウスがおすすめです。

    入居・退去が手軽にできる

    「入居・退去が手軽にできる」ことを特徴として、デポジットなしのシェアハウスを運営しているところもあります。
    デポジットがないことで初期費用を抑えることができることから手軽に入居できるということでしょう。

    退去時にもクリーニング代などがかからないということであれば、退去時に費用が発生しないため、手軽に退去できます。

    デポジットなしのシェアハウスの選び方

    デポジットなしのシェアハウスを選ぶ際の選び方について解説します。

  • 初期費用を比較する
  • 契約内容を確認する
  • どのくらい施設が充実しているかを確認する


  • それぞれの選び方について見ていきましょう。

    初期費用を比較する

    デポジットなしのシェアハウスを選ぶ場合、入居の際の初期費用がどのくらいかかるのかを比較するようにしましょう。
    シェアハウスによっては、デポジットの支払いがない代わりに保証会社への加入をしなければならないところもあります。
    できるだけ費用を抑えたい方は、デポジットなしで保証会社の加入も必要ないところがおすすめです。

    しかし、万が一に備えたい方は、多少費用が高くなってもデポジットありや保証会社への加入必須のところを選ぶと良いでしょう。

    契約内容を確認する

    デポジットなしのシェアハウスに限らず、シェアハウスに入居する際は契約内容をしっかりと確認しておくようにしましょう。
    トラブルが発生した際や、契約期間より早く退去する場合などに違約金などの支払いが発生するのかなど、細かくチェックしておくことが大切です。

    どのくらい施設が充実しているかを確認する

    デポジットなしのシェアハウスは、初期費用が抑えられることから手軽に入居できますが、費用だけでシェアハウスを決めないようにしましょう。

    実際にシェアハウスを見学して、どのくらい設備や施設が充実しているかを確認してみることも大切です。
    安いけど住み心地があまりよくないと、住み続けることにストレスを感じてしまうかもしれません。

    シェアハウスの雰囲気を確かめて、自分に合うシェアハウスを選ぶようにしましょう。

    デポジットなしのシェアハウスを選ぶ場合の注意点

    最後に、デポジットなしのシェアハウスを選ぶ場合の注意点について見ていきましょう。

  • トラブル時にどのように対応するのか
  • 保証人は必要ないのか


  • それぞれの注意点について解説していきます。

    トラブル時にどのように対応するのか

    デポジットは、入居時に設備や家具を壊してしまったり傷つけてしまったりした時に使う保証金です。

    デポジットなしの場合、もし入居時にトラブルが発生した時にどのような対応をしなければならないのかを確認しておく必要があります。
    契約書に明記されていたり、管理会社が説明してくれたりすると思いますので、その内容をしっかりと頭に入れておきましょう。

    保証人は必要ないのか

    デポジットなしのシェアハウスを選ぶ際、保証人を立てる必要があるかどうかも確認しましょう。 場合によっては、保証会社への加入が必須のところもあります。

    家族に保証人をお願いしたり、保証会社加入のための支払いが発生することもあるため、必ず契約前に聞いておくことが大切です。

    まとめ

    デポジットなしのシェアハウスについて解説しました。
    多くのシェアハウスは、不測の事態に備えて入居時にデポジットを設定しているところが多いです。

    しかし、中には手軽に入居・退去できるようにというコンセプトで、デポジットなしのところもあります。初期費用がグッと抑えられるので、入居者にとってもありがたいことですが、トラブル発生時にどのように対処するようになるのかは確認が必要です。
    デポジットがない代わりに、保証会社や保証人が必要な場合もあります。

    契約前に必ず確認しておくようにしましょう。