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シェアハウスよりも一人暮らしがしたい人向けの家具家電付きアパートメントの選び方

最終更新日:2024.06.28

シェアハウスや家具家電付きアパートメントで住みたいと考えているものの、物件選びに戸惑っている方も多いのではないでしょうか。シェアハウスや家具家電付きアパートメントに限らず、これから住む家を決めるときは、あらかじめチェックするべき点がたくさんあります。 本記事では、シェアハウスと家具家電付きアパートメントの選び方をチェックリストを用いて解説します。それぞれの物件がおすすめな人の特徴も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

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シェアハウスは家具・家電完備が基本

一つの住居に複数人で共同生活を送るシェアハウスには、基本的に家具家電が完備されています。内容としては下記のとおりです。

  • 冷蔵庫
  • 炊飯器
  • 電子レンジ
  • 電子ケトル
  • 椅子
  • テレビ
  • 調理器具
鍋やフライパン、まな板や包丁などの調理器具も完備されているので、自分で用意しなくても問題なく暮らせます。

シェアハウスの規模にもよりますが、大人数で暮らす住居には炊飯器や電子レンジが複数置いてあることもあります。キッチンの使用時間が被っても、これならあまり待たずに使用できて便利です。

ただし、物件によって完備されている内容は異なるため、事前に確認することをおすすめします。

シェアハウスと家具付きアパートメントの選び方

シェアハウスや家具付きアパートメントを選ぶ際は、下記の8つのポイントをチェックしましょう。チェックリストを作成しておくと物件を見比べる際に役立ちます。

  • 家賃
  • アクセスのしやすさ
  • 備え付けの設備
  • 清掃
  • ルールの有無
  • ライフスタイルや目的との相性
  • 家や住人の雰囲気
  • 水まわり設備の場所

それぞれの見るべきポイントについて、詳しく解説します。

家賃

物件を選ぶ上で「家賃」は最も重要です。毎月支払うため、家計を圧迫しない家賃幅をまずは把握しましょう。一般的に、家賃の目安は手取りの3分の1だといわれています。例えば手取り20万円の場合は、6.6万円の家賃が望ましいでしょう。

家賃以外にも生活していく上で水道光熱費や食費、日用品、交際費などの出費もあります。そのため、総支出から逆算して、家賃にどのくらい当てられるか見直すことが重要です。

アクセスのしやすさ

家から駅までの距離感や所要時間も確認しておきましょう。ほとんど毎日電車を利用してどこかにいく生活スタイルであれば、アクセスのしやすさは重要です。駅まで徒歩で通う場合は20分以内が好ましいでしょう。坂道があまりないエリアであれば、自転車の活用も視野に入れておくと物件対象が広がります。

エリアを決めるときは、使用したい駅やバス停に絞って探すのがポイントです。はじめから立地条件にこだわれば、より理想的な物件が見つかります。

備え付けの設備

シェアハウスやアパートメントの備え付け設備に、どのようなものがあるのかのチェックも欠かせません。基本的にキッチン、お風呂、トイレ、洗面台の水まわり設備に加えて、テーブルやエアコン、冷蔵庫などの快適設備が設置されています。設備のグレードはさまざまですが、使い勝手や内観のバランスを考えてコーディネートされていることがほとんどです。

また、物件によっては共有スペースにジムなどの娯楽施設があることもあります。ただし、物件を掲載しているサイトによっては、イメージ画像を使っている場合も少なくありません。どのような設備があるのか、実際に目で見ることをおすすめします。

清掃

家具家電付きアパートメントの場合、室内の掃除は入居者本人が行うのが基本です。共有部である廊下や階段、エレベーターなどは管理人や清掃会社が行います。

一方シェアハウスの場合は、「入居者」「管理人」「清掃会社」の3パターンに分けられます。どの清掃方法でも、個室の清掃は入居者が行うのが一般的です。管理人や清掃会社が清掃する場合は、週に1回程度、共有スペースであるキッチンやリビング、お風呂、トイレなどの掃除をサポートしてくれます。

ただし基本的には入居者が使用後は綺麗にするのが前提ですので、清掃サポートがあるシェアハウスでも、清掃ルールはきちんと守って使用するようにしましょう。

ルールの有無

ほとんどの物件では独自のルールを設けています。例えばシェアハウスの場合、ゴミ捨てが当番制の物件も一部ございます。運営会社があらかじめルールを設けている場合もあれば、入居者同士でトラブルに発展しないようにルールを作っている場合もあります。

各物件のルールはホームページに記載していることは少ないため、内見時にどのようなルールがあるのか聞いてみましょう。また、入居者全員がしっかりルールを守っているかどうかの確認も必要です。あまり守れていないようであれば、入居後トラブルに発展する恐れがあります。

ライフスタイルや目的との相性

シェアハウスと家具家電付きアパートメントでは、それぞれ生活スタイルが異なります。シェアハウスの大半は他者との交流を伴う物件で、アパートメントは一人暮らし用の物件です。まずは、どちらの暮らし方が自分に合っているのかを検討しましょう。その上で、シェアハウスを選んだ場合は、交流頻度について考えてみましょう。

友達を増やしたりさまざまな価値観に触れたりしたい場合は、共有スペースに集まりやすい環境や会話の多い入居者がいるシェアハウスがおすすめです。また、他の入居者との生活バランスにも配慮しなければなりません。自分と異なる生活リズムの人がいると、満足に眠れないなどのストレスを抱えることもあります。

家や住人の雰囲気

シェアハウスの場合、家に限らず住人の雰囲気もチェック対象です。共有スペースや水まわり設備の広さやきれいさ、デザイン性などしっかり確認しましょう。内見時に共有スペースに私物が散乱している場合は、入居者のほとんどが寛容だと推測できます。一方で、物が整理整頓されていたり髪の毛やホコリなどがあまり落ちていない場合は、日頃からきちんと掃除をしていると伺えます。

家具家電付きアパートメントの場合は、間取りや内装、設備のグレードなどを確認するだけで問題ありません。しかし、シェアハウスの場合はすでに住んでいる人たちの輪に入るため、自分と雰囲気が合うかどうかを見極める必要があります。

水まわり設備の場所

物件の間取りや内観を見るときは、水まわり設備と個室との位置関係もチェックしましょう。例えば個室の横にトイレがある場合、個室でくつろいでいるときにトイレの流れる音が聞こえてしまうことがあります。個室にいないときであればあまり気にならないかもしれませんが、夜中や早朝にトイレを使用されると、睡眠の妨げになりかねません。

また、キッチンと個室の距離感が近いと、料理や生ゴミのニオイが個室まで流れてくるかもしれません。とくに家具家電付きのアパートメントの場合、ワンルームタイプであればキッチンとベッドの位置関係が近くなるので、使用後の食器はすぐに洗う、生ゴミは毎晩捨てるなど対策が必要でしょう。

シェアハウスがおすすめの人

ここでは、シェアハウスでの暮らしが向いている人の特徴を紹介します。

初期費用を抑えたい

敷金や礼金、家具家電の購入費用などの初期費用を抑えたい場合は、賃貸物件よりも格段に安いシェアハウスへの入居がおすすめです。以前まではシェアハウスでも敷金や礼金などの支払いがありましたが、近年はなくなりつつあります。そのため、格安の初期費用で入居できるようになりました。 さらに、家具家電が備え付けのシェアハウスを選べば、購入費用や引越し費用も浮きます。上京したてでお金をかけられない、フリーランスで収入が安定しない、という人は、初期費用を抑えられるシェアハウスを検討しましょう。

短期間だけ入居したい

1〜3ヶ月だけなど短期間だけの入居を目的としている場合は、シェアハウスがおすすめです。賃貸マンションのように契約期間が決められていないので、数ヶ月で退去となっても違約金がかかりません。シェアハウスの最低契約期間は1ヶ月からなので、気軽に入居しやすいといえます。

ただクロスハウスなら、シェアハウスも家具家電付きアパートメントも、いずれも最短1か月から入居できます。仕事の関係で数ヶ月出張する人や、固定住まいを見つけるまでのつなぎとして利用する人も少なくありませんので、是非ご検討ください。

人と交流したい

仕事以外でも気兼ねなく人と交流したい場合は、シェアハウスでの暮らしが向いています。基本的に一人暮らしの場合は、家に帰宅すると一人でご飯を食べたりテレビを見たりするだけです。人によっては、どこか寂しさや時間の有効活用ができていないと思うかもしれません。しかし、シェアハウスなら共有スペースに行けば入居者と気軽に交流できる上、刺激を与えてくれる価値観を持つ人と出会えます。ただ楽しいだけではなく、学習の場にもなるのがシェアハウスならではの魅力です。

立地が良いエリアに住みたい

立地を重視してお部屋を探す人にもシェアハウスはおすすめです。シェアハウスは近年人気を集めている住まいスタイルなので、駅周辺でシェアハウス用の物件を持つ管理会社や運用会社が増えました。そのため、通常の賃貸物件よりもリーズナブルかつ好立地の家で暮らせます。

ただクロスハウスの場合は、シェアハウスも家具家電付きアパートメントも、東京駅や渋谷駅、新宿駅などから30分圏内に数多くあります。最寄りの駅までは徒歩で行けるため、アクセスしやすいのが魅力の一つです。

家具家電付きアパートメントがおすすめの人

ここでは、家具家電付きアパートメントでの暮らしが向いている人の特徴を紹介します。

一人暮らしがしたい

シェアハウスとは違い、お部屋内に水まわり設備が完備されているので、周りに気を使うことなく一人暮らしができます。寝室だけではなく、キッチンや洗面所、リビングに私物を置いても勝手に使われたり盗られたりする心配がありません。完全独立して生活できるため、自炊スキルや掃除スキルアップが期待できます。他にも、自分の好きなようにラグや小物を置いたり、自分のペースで設備が使えたりと、自由に生活できるのが家具家電付きアパートメントの魅力です。

引越し代を節約したい

すでに家具家電が完備されているので、実家や前の住居から持っていく必要がありません。そのため、引越し代を大幅に節約できます。家具家電は処分するよりも持っていく方がお金はかかるものです。しばらく住む予定だったり、同じような物件に住み替える生活を送ったりする場合は、思いきって家具家電は買取や破棄にまわしてもよいでしょう。引越し前に断捨離できれば、すっきりした気持ちで新しい生活をスタートできるでしょう。

インテリアにこだわりがない

家具家電付きのアパートメントは、インテリアにこだわりがない人に向いています。備え付けの家具家電は使い回しのため、変えることができません。好みの家具家電ではない場合ストレスが溜まるところ、インテリアにこだわりがなければそこまで気にせずに過ごせるでしょう。しかし現在では、インテリアにこだわった物件も数多くあります。細かい部分まで好みのテイストではないかもしれませんが、一度インテリアも含めて物件を探してみてください。

家具・家電の購入の手間を省きたい

家具家電の購入の手間を省きたい人にも、家具家電付きアパートメントは向いています。1から家具家電を揃えるのは、時間も資金も必要です。お部屋に合うサイズやデザインなども考慮しなければならないため、かなりの労力を費やします。しかし、すでに備え付けられている場合は、新たに購入する必要はありません。個人的に使用するヘアアイロンやクッションなどは用意することになりますが、生活していく上で必要な設備はあるので安心です。

住む期間が短い

はじめから短期間での利用とわかっている場合にも、家具家電付きアパートメントはおすすめです。また、住み替えが多い人であるほど、家具家電付きのメリットを最大限感じられるでしょう。通常の賃貸アパートとは異なり、家具家電付きアパートメントは契約期間が1ヶ月からなので、短期間での利用でも問題ありません。もちろん数ヶ月に及ぶ滞在も可能です。出張や転勤が多いという人にとって、家具家電付きアパートメントは強い味方になります。

すぐに入居したい

キャリーケース1つで今すぐ入居したいというケースにも、家具家電付きアパートメントはおすすめです。生活していく上で必要な家具家電は完備されているので、衣類や細々した日用品を用意するだけで新生活をスタートできます。「諸事情で急に引越すことになった」「急な転勤で引越し準備から物件探しまでする余裕はない」という人は、ぜひ検討してみてください。ただし、退去後の清掃が終わっていない場合もあるため、気になる物件が見つかった段階で入居可能時期を確認しましょう。

暮らし方に合わせてシェアハウス・家具家電付きアパートメントを選ぼう

シェアハウスとアパートメントどちらにも家具家電付きではあるものの、生活スタイルが大きく異なります。シェアハウスは複数人で共同生活し、アパートメントは隣人との関わりはあるものの基本的には一人暮らしです。まずはイメージしている暮らし方を決めてから、住まいを探しましょう。

東京都や大阪府でシェアハウスや家具家電付きアパートメントをお探しの方は、ぜひクロスハウスにお問い合わせください。