シェアハウスでペットは飼える?
シェアハウスのなかには、ペットを飼える物件もあります。近年のペットブームにあわせて、ペットと一緒に暮らすことができるシェアハウスが増えてきています。数で言うとまだまだ少ない方ですが、都心部ではペット可の物件が多くなっています。
普通の賃貸物件でペット可の物件を探すとなると、家賃や初期費用が高くなりがちですが、シェアハウスであれば、費用を安く抑えることも可能です。
ペット可のシェアハウスにはどのようなものがあるのか
ペット可のシェアハウスには、大きく2種類のタイプがあります。1つは、入居者が各自でペットを飼うタイプの物件です。 入居者がペットを飼うタイプの場合、1つの物件に住むペットの頭数が必然的に多くなることで、さまざまな種類のペットが同居することになる可能性があります。
そしてもう1つは、シェアハウスの運営会社が飼っているペットを、入居者全員で世話するタイプのものです。
このタイプの場合、ペットの数は1~2頭程度で、世話は入居者全員が当番制で行うことが一般的です。
また、このタイプの場合は通常、共用スペースにペット用のグッズがあらかじめ備え付けられています。
ペット可のシェアハウスに住む4つのメリット
ここでは、ペットとともに暮らせるシェアハウスに入居することで得られる、4つのメリットを紹介します。メリット➀設備やグッズなどを共有できる
シェアハウスでペットと一緒に暮らすのなら、お部屋の設備が気になるところです。 ペットと暮らせるのシェアハウスには、屋上にドッグランや、ペット専用のシャワールーム、ペットのための排泄用ダストボックス、キャットタワーやキャットウォークなど、大切な家族が快適に・楽しく過ごすための環境がそろっている物件もあります。設備の使用料や維持費は家賃・共益費に含まれることが多いです。個人的に購入するには高額な費用や、広いスペースが必要な設備が気軽に使えるのは、嬉しいですね。
メリット②ペットがのびのびと暮らせる
のびのびと生活できるという点も、ペット可のシェアハウスで生活することによるメリットの1つです。ペット可のシェアハウスは、一般的な一人暮らしの賃貸物件よりも広々とした間取りです。ペットが自由に動き回れるように考えられているため、解放感のあるお部屋を選ぶことができます。
また、ペット可のシェアハウスであれば、隣人に対してペットの鳴き声などを気にする必要がないため、入居者もペットも不必要に気を使わなくて済みます。ただし、ペットがむやみに吠えてしまう場合や攻撃的な場合などは、ペット可のシェアハウスへの入居は難しいでしょう。
メリット③ほかの入居者と助け合える・交流できる
ペットの世話に関してほかの入居者と助け合えたり、交流できるという点も、ペット可のシェアハウスに住むことで得られる大きなメリットです。ペット好きというだけで共有できる話題が膨らむので、生活が楽しくなる良さがあります。ペットを連れて他の住人と散歩をしたり、旅行したり、しつけなどの悩みを相談したり、ペットを通じて交流が広げられるでしょう。 生活スタイルが異なっていても、ペットが好きだという共通点があるため、暮らしやすく住まいの環境がとても快適です。
単身者がペットを飼っている場合、長時間家を空ける際は知人にペットの世話を依頼したり、ペットホテルなどを利用したりする必要がありますが、ペット可のシェアハウスであれば、ほかの入居者に世話をお願いすることもできるでしょう。
メリット④ペットとの生活をイメージできる
ペット可のシェアハウスに住むメリットとしては、まだペットを飼ったことのない方が、ペットとの生活をイメージできるという点も挙げられます。ペットを飼っていない場合でも、ペット可のシェアハウスに住むことができる物件もあります。 そのため、今後ペットを飼うことを検討されている方は、ペット可のシェアハウスに住むことで、ペットのいる生活を体験することが可能です。また、シェアメイトからペットを飼ううえでのアドバイスなどももらえるかもしれません。
ペット可のシェアハウスに住む3つのデメリット
ペット可のシェアハウスには、デメリットもいくつかあります。 ここからは、ペット可のシェアハウスに住むことの3つのデメリットを解説します。デメリット➀ペット可のシェアハウスは少ない
前述したとおり、通常のシェアハウスに比べてペット可のシェアハウスはまだ数が多くありません。 そのため、住みたいエリアにシェアハウスがなかったり、立地や条件などの細かい希望条件に沿う物件が見つけられなかったりする可能性があります。デメリット②うるさい・汚れやすい
入居者がペットを飼うタイプのシェアハウスの場合、ペットの頭数が多くなることで鳴き声がうるさくなったり、共用部分が汚れやすくなったりするというデメリットもあります。このような事態を避けるには、シェアハウスの運営会社がペットを飼うタイプの物件を選ぶとよいでしょう。
なぜなら、このタイプであればペットの頭数が1~2頭程度と少なく、汚れや鳴き声などの問題が比較的起きにくいためです。
デメリット③ほかのペットとの相性が悪い可能性がある
ご自身が飼っているペットと、先輩ペットとの相性が必ずしもよいとは限らないという点にも注意しましょう。 仮に、ペット同士の相性が悪い場合、鳴き声による騒音や、喧嘩によるそれぞれのペット自身へのストレスが懸念されます。 そのため、シェアハウスの内見時にペットを連れていき、可能な限りペット同士の相性を確認しておくことがおすすめです。ペット可のシェアハウスに住むうえでの注意点
ペット可のシェアハウスへの転居を検討される際は、下記の点に注意しましょう。ペット可のシェアハウスに住む際の注意点
- ● シェアハウスのルールをきちんと守る
- ● ワクチン接種・去勢を済ませておく
- ● 事前にしつけておく
- ● 先輩ペットとの相性を確認しておく
ペット可のシェアハウスは、複数の人間とペットが共同生活を営む場です。住人としてのマナーは、しっかりと心得ておきましょう。 具体的には、お部屋の掃除やゴミ出し、キッチンや浴室などの使い方・衛生管理、ペットのにおい対策などです。心地よく暮らすためにも、居住する物件のルールに従うことは大切です。
自分の飼っているペットが、ほかの入居者やペットとトラブルを起こさないかどうかという点に注意しましょう。
ほかの入居者やペットにストレスがかかってしまうため、むやみに吠えたり噛んだりないように、事前にしつけておく必要があります。
また、入居に際してはワクチン接種や去勢が条件として設定されているシェアハウスが一般的です。
ペットと暮らす際はペット可のシェアハウスを選びましょう
いかがでしたでしょうか。今回は、ペット可のシェアハウス物件の有無や、メリット・デメリット、そして住むうえでの注意点を解説しました。 ペットとともに入居できるシェアハウスはありますが、まだ数が少ないことが現状です。 ペット可のシェアハウスはメリットも多いため、注意点などをしっかりと確認したうえで、入居を検討することをおすすめします。クロスハウスではペット可のシェアハウスのお取り扱いはないものの、人気エリアを中心に、さまざまな条件の物件をご用意しております。
気になる物件があった場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。