家具家電付きアパートメント寮のメリット
入居の際、さまざまなメリットがある家具・家電付きアパートメント寮。一般の賃貸物件との違いがいくつかあります。
- 初期費用が抑えられる理由
- 入居後すぐに生活できる
- 引っ越しの手間を減らせるポイント
1つずつ確認していきます。
- テレビ
- エアコン
- ベッド
- テーブル
- カーテン
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- コンロ
- 部屋に合う家具を探す手間
- 引越し業者への依頼
- 大型の荷物の梱包、運搬
- 家具家電の種類や品質を確認する方法
- 立地と生活環境の重要性
- 費用面でのチェックポイント
- 冷蔵庫や電子レンジなどの衛生状態
- ベッドやソファーのクッション性
- 家電の保証期間は切れていないか
- 敷金・礼金・仲介手数料の確認
- 賃料相場に比べて適正賃料か
- Wi-Fiなどインターネット環境が含まれているか
- 賃貸契約時に確認すべき条件
- 故障や修理対応の確認事項
- 長期利用時にかかるコストについて
初期費用が抑えられる理由
一般的な賃貸物件と比べ、家具・家電が揃っていることで抑えられる費用がいくつかあります。1人暮らしを例とすると、必要な家具・家電を揃えると20~30万程度かかるため、備えつけのものを利用すれば大幅なコスト削減になるでしょう。
国土交通省の調べによると、単身で引越し業者を利用する際、モデル運賃・料金は50,000~60,000円です。身の回りの荷物だけで引越しが完了できるため、業者を利用するコストも抑えられます。
【出典】国土交通省 関東運輸局 引越しのモデル運賃・料金
https://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/jidou_koutu/kamotu/arekore/model.htm
入居後すぐに快適に生活できる
入居から使用できる家具・家電が一通り揃っているため、すぐに生活をスタートできます。下記は設備の一例です。
日常生活に必要なものは揃っていますが、足りない分は別途でレンタルできる物件もあります。物件によって設備が異なりますので、入居前に確認しましょう。
引っ越しの手間を減らせるポイント
家具や家電を購入する必要がないので、引越しの際に手間を省くポイントがいくつかあります。
備えつけの備品は、粗大ゴミや家電リサイクル法で処分に出す必要が無いので、退去時の手間と費用を抑えられます。
家具家電付きアパートメント寮の選び方
快適な生活を送るためには、物件を選ぶ際のポイントがあります。ここでは3つに分けて説明していきます。
それぞれ見ていきましょう。
家具家電の種類や品質を確認する方法
備えつけの家具・家電は新品では無いことがほとんどです。壊れていないか、クリーニングされているかなど、内見時に確認しましょう。
内見が難しい場合、貸主や管理会社に家具・家電のリストを依頼しましょう。写真や動画を提供してもらい、確認することも重要です。
立地と生活環境の重要性
主要な駅やバス停へのアクセス時間や、周囲の交通状況を確認しましょう。通勤・通学に適した場所を選ぶことで、時間と交通費の節約になります。スーパーやコンビニが近くにあることや、病院などの施設の場所も確認。どのような住人が住んでいるか、騒音の問題は無いかなど、事前の下見も重要です。
費用面でのチェックポイント
初期費用に加えて、毎月かかる費用も確認しましょう。
備えつけ家電製品の製造年をチェックするのも重要です。古いものだと電気の使用量が多く、費用が高くなるので注意が必要です。
家具家電付きアパートメント寮に住む際の注意点
ここでは契約時に注意すべきポイントについて説明しています。契約後のトラブルを防ぐためにも確認していきましょう。
賃貸契約時に確認すべき条件
家具・家電付きアパートメント寮にも一般的な賃貸物件と同じく、退去時に契約時の状態に戻す原状回復義務を負います。トラブルを防ぐためにも、入居時に室内や設備を写真などで記録することが大事です。
前の住人の残留物がある場合、故障時の修理費は入居者負担になります。ですが、所有権は貸主にあるため、勝手に捨てたりできません。不要な残留物は契約前であれば貸主負担で撤去できるので、事前に確認しましょう。
故障や修理対応の確認事項
家具や家電が故障した場合、誰が修理費用を負担するのか確認しておく必要があります。
家具や家電の扱いが「付帯設備」であれば、オーナーの負担で修理・交換してもらえます。ですが、故意や不注意で壊してしまった場合は自己負担になるので注意しましょう。
「付帯設備」以外の場合、対応方法をしっかり確認しておくことも重要です。
長期利用時にかかるコストについて
家具・家電付きアパートメント寮は、一般の賃貸物件に比べて家賃が2~3割ほど高く設定されています。入居時の費用は安く抑えられますが、家賃を含めた毎月の生活費が割高です。長期の利用はコストの総額が高くなるため注意しましょう。一般的には2年程度までの期間が低コストだと言われています。
まとめ:選び方のコツを押さえてお得な家具家電付き生活を送ろう!
初期費用を抑えて手軽に入居できる「家具家電付きアパートメント寮」。契約時に注目すべきポイントやコストを理解することで、お得に生活を始められます。トラブルを回避するためにもしっかり契約条件を確認しましょう。本記事が家具家電付きアパートメント寮を選ぶ際の参考になれば幸いです。