シェアハウスでの食事は基本的に自分で用意する
シェアハウスでの食事は、「自分のことは自分で」が基本です。食事の折半や割り勘はしないことが一般的です。シェアハウスでは、キッチンが共有スペースになっていますので、物件のルールに従って食事作りの時間を譲りあって行うようになります。たまたま食事を一緒に作ったり食べたりするのは自由です。シェアハウスによっては、毎日食事を提供してくれる物件もありますので、食事の用意が心配な人は、食事つきのシェアハウスを選ぶと良いでしょう。家賃のほかに食費も払うので、その分、月々の出費は増えますが、自分で買い物や料理をする手間が省けるので、料理ができない方や仕事が忙しい方におすすめです。
【シェアハウスの仕様】ダイニングとリビングは共用する
多くのシェアハウスで、ダイニング・キッチンは共用スペースにあたり、共有スペースにある家具・家電類は入居者全員で使います。 物件によりさまざまですが、次の備品類はあらかじめ備え付けられている場合が多いです。シェアハウスに備え付けられているもの
- ● 冷蔵庫、オーブンレンジ、炊飯器などの調理家電
- ● 鍋・フライパンなどの調理用具
- ● スポンジ・洗剤・石けん
- ● キッチンペーパー・ティッシュ
- ● 砂糖・塩・油などの調味料類
食器やスプーン、箸やフォークなどは、ご自身で用意しなければならない場合もあります。 また、食事はダイニングやリビングのテーブルを囲むこともありますが、自身の個室に持ち込んで食べることもできます。
シェアハウスにおける食事のスタイル3選
シェアハウスでの食事の作り方・とり方は、入居者や物件によっていくつかのスタイルに分かれます。ご自身の生活リズムや好みによって、食事のスタイルを選べるのはシェアハウスの大きな魅力です。 ここからは、シェアハウスでの3つの食事のスタイルを紹介します。 シェアハウスでの食事の用意は、自分で作る場合と入居者と共有して食事を作る場合、もしくは、食事提供付きのシェアハウスを選ぶ場合になります。➀自分で作る・買ってくる
自炊するか、お弁当・お惣菜を買ってきて食べるスタイルはもっとも一般的です。 購入した食材は、共用部にある冷蔵庫・冷凍庫に保存します。 その際、シェアメイトに間違って使われてしまわないよう、食材に自身の名前を書くことを忘れないようにしましょう。なお、米をはじめとした一部の食品は、シェアメイト全員で共同購入することもあります。 自分のものは自分で作る・買うスタイルは、ほかのシェアメイトと生活リズムが異なる方や、「自分の好きなものを食べたい」「料理が好き」という方におすすめです。
また、1人の時間を大切にしたい方は、ご自身の個室で食べる方法もあるのでご安心ください。
無理のない範囲で、シェアメイトと共に食卓を囲むのも、シェアハウスならではの楽しい思い出になりますよ。
②シェアメイトと協力する
シェアメイトとのチームワークや、にぎやかな食事時間は、シェアハウスライフの醍醐味の1つです。 “一緒に料理する”のはもちろん、“当番制で分担する”などいくつかのスタイルがあるので、話し合いのうえで、ご自身に合った方法を試してみるとよいでしょう。シェアメイトと一緒に料理すれば食材をシェアして作るので食費が安上がりになり、自然と交流を図れてお互いの距離が縮まるというメリットがあります。 シェアハウスに入居して間もないタイミングで、あえてシェアメイトとの料理作りに挑戦するのもよいでしょう。 お互いにある程度親しくなったら、料理当番について話し合うタイミングです。
当番制にすれば、毎日食事を作らなくて済むので負担が軽くなり、おまけに1人で作るより食費も安く済みます。
当番の日は、ほかのメンバーに自分の料理を評してもらえるチャンスでもあり、料理の腕を上げられるかもしれません。
一方で、食材を誰がどの食材を使うかといった取り決めをしておかないと、トラブルに発展しかねません。
ルールはシェアメイト同士であらかじめ話し合っておきたいところです。
③食事付きのシェアハウス
まだまだ物件数は少ないものの、シェアハウスのなかには、食事付きの物件もあります。 300円前後の料金を都度支払うシステムを採用している物件のほか、1か月に20食分程度の料金が、家賃・共益費に含まれているところもあります。 手頃な価格で栄養バランスの考えられたメニューが提供されるので、料理が苦手な方や、時間・食費を節約したい方にはうってつけでしょう。シェアメイトと作るおすすめの料理メニュー
シェアハウスでの料理は、入居者同士のコミュニケーションを活性化するよい手段でもあります。 いきなり手の込んだメニューに挑戦するのではなく、始めは気軽に作れる簡単な料理からトライしてみてはいかがでしょうか。 ここでは、シェアメイトと作るのにおすすめのメニューをご紹介します。おすすめの食事メニュー
- ● 焼肉
- ● 鍋
- ● たこ焼き・お好み焼き
- ● パンケーキ・クレープ
- ● ピザ
- ● タコス
焼肉や鍋、たこ焼きやパンケーキなど、卓上コンロやホットプレートを使って調理できるメニューは、みんなで談笑しながら作れるので、おすすめです。
シェアハウスでの食事のメリットとデメリット
シェアハウスでの食事は、一人暮らしとは違うメリットとデメリットがあります。共同生活での食事が自分にとってどうなのか?メリットとデメリットを確認して、シェアハウスの入居について検討しましょう。毎日の食事を家族に作ってもらっていた人は、シェアハウスに引っ越したのをきっかけに食事作りが楽しくなる人もいれば、面倒になってしまう人もします。ご自分のライフスタイルに合わせて考えましょう。シェアハウスでの食事のメリット
一人暮らしだと、食事を作るのも食べるのも味気なく感じてしまう時もありますよね。シ共有のリビング・ダイニングがあるシェアハウスなら、誰かと一緒に食事を作ったり食べたりすることもできます。また、料理は一人分作るよりもたくさん作った方が経済的なところも魅力です。食費の節約という点でも、シェアハウスでの生活はメリットが大きいといえるでしょう。 また、外国人の多いシェアハウスの場合、各国料理が食べることができたり、新メニューの作り方を覚えたり、料理の幅が広がって食生活が潤います。シェアハウスでの食事のデメリット
普段からあまり料理をしない人は、キッチンを囲んでコミュニケーションをする機会があまりないため、交流の機会が少ないかもしれません。また、共有のダイニングではなく自室で食事をとる場合は、他の入居者との会話も少なくなってしまいます。 とはいえ、コミュニケーションは食事の場だけではありません。食事会などのイベントで交流できる機会を増やせれば大丈夫です。 また、冷蔵庫を共有している場合は、食品がいつのまにか無くなってしまうケースも良くあります。名前を書いたりわかりやすく収納する工夫があると良いでしょう。 削除シェアハウスでの食事はお得?
シェアハウスでの食事は、一人暮らしの場合と比べてお得な側面も多くあります。 シェアハウスにおける水道・光熱費は基本的に共益費に含まれており、別途支払う必要はありません。 くわえて、調味料やフライパン、鍋などの調理用具は物件にあらかじめ備え付けられていることが多く、これらを新たに買いそろえる費用も浮かせられます。 さらに、シェアメイトと一緒に食事を作るのであれば、人数分の食事をまとめて作れ、食材の購入費を“割り勘”できるので、食費を抑えられます。シェアハウスでの調理・食事に関するマナー
最後に、シェアハウスライフを円滑に楽しむために気をつけておきたいポイントをお伝えします。シェアハウスで調理・食事する際の注意点
- ● 深夜に調理するときはなるべく音をたてない
- ● ニオイのきついものは避ける
- ● ほかの入居者の邪魔にならないよう調理時間やスペースに配慮する
- ● 大勢で食べるときはほかの入居者の迷惑にならないよう気をつける
- ● 食器をテーブルや流しに置きっぱなしにしない
- ● 調理用具は、次の人がすぐ使えるようきれいに洗っておく
- ● 他人の食材を勝手に使わない・自分の食材はわかるようにしるしをつけておく
調理・食事に限ったことではありませんが、ほかのシェアメイトへの配慮を忘れないようにしましょう。 また、音やニオイに注意を払いつつ、使ったものはきれいに洗って片づけ、次に使う方が気持ちよく使えるように心がけてみてください。 相手への思いやりこそ、シェアハウスにおける楽しい「食」の時間を支える鍵なのです。
シェアハウスではいろいろな食事のスタイルを楽しめます
シェアハウスでは、自炊した料理を個室で食べるのはもちろん、シェアメイトと一緒に作ってみんなで食べるなど、お好みの食事スタイルを選択できます。 生活リズムや気分によって、ご自身に合った方法を選ぶとよいでしょう。 また、シェアハウスであれば、水道光熱費を抑えられ、調理用具・備品を利用できるのでお得に料理できるという利点もあります。クロスハウスでは、東京エリアを中心に、キッチンやリビングなど共用スペースが充実したリーズナブルなシェアハウス物件を多数ご用意しております。
気になる物件がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。