また、せっかく共用スペースがあるなら、イベントを開催して交流を深めたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、シェアハウスの共用スペースの基本的な使い方やルール、交流を深めたいときの楽しみ方などを紹介します。
共用スペースを余すことなく活用したいとお考えの方は、ぜひご覧ください。
シェアハウスの共用スペースの紹介と基本的な使い方
シェアハウスの共用スペースには、生活に必要な設備や備品がそろっており、ルールさえ守れば自由に使うことができます。
まずは、シェアハウスにある共用スペースと、その基本的な使い方を紹介します。
共用スペース①キッチン
シェアハウスのキッチンには、料理を作れるように調理台やコンロ、シンク、換気扇などが備えつけられています。
調理器具や調味料、お皿、コップなどが用意されているシェアハウスもあり、食材以外は自分で購入したり持ち込んだりする必要がありません。
また家電製品も充実しており、冷蔵庫や電子レンジ、トースター、ケトルなどが用意されているので、普段料理しない方や、時間がない方にとっても便利なキッチンになっています。
特に朝晩の食事時には、住人たちが食事をとりに集まってきます。
余った食材や料理をシェアできるのも、シェアハウスならではのメリットです。
混雑を避けたい場合は、少し時間をずらして利用するとよいでしょう。
共用スペース②バスルーム
シェアハウスのバスルームは、以下の5つのタイプに分けられます。
シェアハウスのバスルームのタイプ
- シャワールームが1室または複数あるタイプ
- 浴槽つきバスルームが1室または複数あるタイプ
- シャワールームと浴槽つきバスルームの両方があるタイプ
- 大浴場があるタイプ
- 個室に浴槽つきバスルームがあるタイプ
バスルームのタイプや設置数はシェアハウスの規模により変わるので「浴槽つきがいい」「大浴場は避けたい」といった希望がある方は、入居前に確認しておきましょう。
バスルームは帰宅時間帯や夕食後に混み合うため、時間を決めて順番に入ることになります。
また、シャンプーやリンス、ボディソープなどは自分で用意します。
これらは個室や指定のスペースに保管し、浴室には置きっぱなしにしないのがルールです。
共用スペース③洗面所
歯ブラシや洗顔の際に利用する洗面所は、シェアハウスの規模によって設置数が異なります。
朝晩は混みあうため、使い終わったらすぐに次の人に順番を譲りましょう。
また、歯ブラシや洗顔料、スキンケア用品などは置きっぱなしにせず、バスルームのルールと同様に個室や指定のスペースに保管します。
共用スペース④ランドリールーム
シェアハウスには一般的な洗濯機、もしくは乾燥機つき洗濯機が1~2台備えつけられています。
自分の洗濯物は自分のタイミングで洗濯できるので、プライバシーを守れます。
ほかの住人も使えるように、洗濯が終わった衣類や、洗剤などをランドリールームに放置しないよう注意しましょう。
週末にまとめて洗濯する住人が多いため、時間をずらすか、予定表を作ると確実に洗濯物を済ませられます。
なお、洗い終わった洗濯物を干すスペースは、ベランダや室内に備えつけられています。
共用スペース⑤玄関
住人が毎日出入りする玄関には、靴箱や傘立て、郵便受けなどが用意されています。
全員の靴が収まるようにきれいに整理整頓しておけば、みんなが気持ちよくお出かけ・帰宅できます。
靴をたくさん持っている方は、いくつかは個室に保管する必要があるので、自室に収納スペースを作っておきましょう。
共用スペース⑥リビングルーム
リビングルームは、住人が食事や休憩、交流の場として利用します。
テーブル・椅子・テレビなどはあらかじめ備えつけられており、住人同士がリラックスして過ごせるように工夫されています。
インテリアや設備はシェアハウスによって異なるので、見学の際に好みのリビングルームを探してみるのも楽しいかもしれませんね。
シェアハウスの共用スペースで知っておきたいルール
共用スペースの使い方は多岐に渡りますが、いずれもルールの厳守が前提です。
楽しく快適に共用スペースを使えるように、知っておきたいルールを場所別に紹介します。
キッチン編
キッチンで注意したいのは、冷蔵庫の中身の紛失です。
ほかの住人の食べ物や飲み物を取り違えてしまうとトラブルにつながるため、タッパーやペットボトルに名前を書いておくと安心です。
また、シンクに汚れたお皿を放置する、生ごみをそのままごみ箱に捨てるなどの行為はマナー違反にあたります。
使った食器はすぐに洗い、生ごみはきちんと分別するように心がけましょう。
バスルーム編
お風呂の使用時間は予定表を作って順番に入れるように工夫すると、トラブルを回避できます。
また、排水口に髪の毛が溜まったままにしておくと、詰まりの原因になるうえ、見た目にも気持ちのいいものではありません。
入浴が終わったら排水口のごみは取り除き、使ったあとの浴槽や床、壁などはシャワーで洗い流しておくと、次の人が気持ちよく使えます。
ランドリールーム編
洗濯機の使用時間や私物の管理はもちろん必要ですが、忘れがちなのが騒音です。
空いている時間帯を狙って夜中や早朝に洗濯機を回すと、稼働音で住人を起こしてしまうかもしれません。
夜中の0時~早朝のあいだは洗濯を控え、どうしても洗濯しなければならない場合は、手洗いするか、コインランドリーを利用しましょう。
リビングルーム編
リビングルームは用途が自由であるがゆえに、マナーもゆるみがちです。
私物は必ず部屋に持ち帰る、汚したら掃除するなどの心遣いが大切です。
またイベントを開催する際は、参加しない住人にも配慮して、騒音で迷惑をかけないように気をつけましょう。
交流を深めたいときにおすすめの共用スペースの使い方
共用スペースのなかでもリビングルームやキッチンは、ルールを守れば住人の憩いの場として多様な使い方ができます。
次で紹介するおすすめの使い方も、ぜひ試してみてください。
おすすめ①歓送迎会を開く
シェアハウス内のリビングルームで歓送迎会を開けば、住人同士で交流を深められます。
一緒に住んでいるとはいえ、生活リズムが合わない住人とはほとんど話す機会がないかもしれません。
決められた時間に同じ場所に集えば、新しい入居者はもちろん、今まで話す機会のなかった住人とも交流できます。
おすすめ②テレビやホームシアターで映画を観る
リビングルームに集まって、映画を観るのもおすすめです。
あらかじめ備えつけられているテレビで映画を観ることもできますし、ホームシアターがあればより臨場感のある映像や音声を楽しめます。
普段はあまり観ないジャンルの映画を観たり、話題の新作を観てみんなで感想を言い合ったりすれば、おもしろい作品に出合えるかもしれませんね。
映画館に比べると自由にリラックスして鑑賞できるというのも、おすすめできるポイントです。
おすすめ③ゲームを用意して楽しむ
テレビゲームやボードゲームで遊ぶのも、リビングルームを活用する方法として挙げられます。
一度ゲームで盛り上がってしまえば、会話のネタにも困らないので、あまり打ち解けられていない住人を誘ってみるのもよいかもしれません。
ゲームの種類は、シンプルでわかりやすいルールのものや、協力して敵を倒すタイプであれば、より楽しく遊べるでしょう。
おすすめ④キッチンで一緒に料理する
シェアハウスのキッチンは、住人同士で分担して料理する際にも使えます。
たとえば、ハロウィンやクリスマスパーティーのための食事をたくさん用意するときに、みんなで同時に作業できて便利です。
あるいは、バーベキューやピクニックに持って行く食材や、お弁当を用意する場面でも利用できます。
料理好きの住人がいれば、料理教室を開いてみるのも楽しそうですね。
シェアハウスの共用スペースの使い方は多種多用!ルールを守って楽しく過ごそう
本記事では、シェアハウスの共用スペースの基本的な使い方やルール、交流を深める際の楽しみ方などを紹介しました。
シェアハウスでは、ルールを守れば自由に共用スペースを使えます。
家電製品や備品があらかじめ用意されていて経済的なうえ、余った食材をシェアできるというのも、シェアハウスならではのメリットです。
また、共用スペースを住民同士の交流の場として、歓送迎会や映画鑑賞会、パーティーなどにも使用すれば、楽しさが広がりますよ。
クロスハウスでは、リビングルームやキッチンなどの設備が充実しているシェアハウスを多数ご用意しております。
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