• シェアハウスについて

シェアハウスに住むメリットや選び方を紹介

最終更新日:2024.01.05

シェアハウスに住んでみたいものの、どのようなメリットがあるのかを知りたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。本記事では、シェアハウスのメリットやデメリット、選び方を紹介します。

目次

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シェアハウスに興味があるものの、どのようなメリットがあるのかを事前に知っておきたい、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。一人暮らしとはまた違う魅力があるので、それぞれを比較するうえでも、メリットを把握しておくことが大切です。

そこで本記事では、シェアハウスに住むメリットやデメリット、物件の選び方を紹介します。 シェアハウスへの入居を迷っていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみてください。

シェアハウスとは?

シェアハウスとは、1つの住居で、個室以外の共用部分を複数人でシェアしながら住む賃貸住宅のことです。共用部分というのは、主にリビング・トイレ・キッチン・バスルームなどを指します。

賃貸住宅のためシェアハウスにも管理会社や管理者がおり、シェアハウスの運営・管理を担当している場合が多いです。

シェアハウスと同様に「1つの住居に複数人が滞在する」ことを指すものとしては、ゲストハウスやルームシェアもあります。シェアハウスとゲストハウス・ルームシェアの違いは以下の通りです。

  • ● ゲストハウスは、宿泊施設の形態
  • ● ルームシェアは、シェアハウスよりもシェアする人数が少ない
  • ● ルームシェアは、共用部分がない場合もある

シェアハウスは、ゲストハウスのように宿泊する形態ではなく、契約期間を決めて入居する形態です。また、ルームシェアより多い人数でシェアするため、家賃も安くなる傾向があります。

シェアハウスには、共通の目的や志向を持った住人同士で生活する「コンセプト型シェアハウス」というものもあります。コンセプト型シェアハウスの種類は、大きく分けると以下の3つです。

  • ● 交流目的型
  • ● 目的・趣味共有型
  • ● 国際交流型

交流目的型

交流を目的とした住人同士が集まって生活するシェアハウスは、交流目的型です。住人同士で交流が行えるテーブルゲームのイベントや映画鑑賞イベント、バーベキューなども盛んに企画されています。

交流好きの住人たちと楽しく過ごせるので、人と話すのが好きな方やイベント好きな方、住人同士の交流を重視する方にはおすすめです。

目的・趣味共有型

シェアハウスをする目的や、趣味が同じ住人同士が集まって生活しているシェアハウスもあります。目的・趣味共有型のシェアハウスの場合、趣味を楽しめる設備が整っているのも特徴です。

たとえば、音楽が趣味の住人が集まるシェアハウスの場合、演奏用の防音室が設けられていることがあります。このように住人同士で趣味を楽しめるだけでなく、付加価値もある物件に住めるのがメリットです。 夢中になっている趣味がある方は、目的・趣味共有型のシェアハウスを探してみるとよいでしょう。

国際交流型

国籍を問わず住人を募集し、国際交流を目的としているシェアハウスもあります。

国籍が偏らないよう管理されている物件や、海外からの留学生を多く受け入れていたりする物件など、種類も豊富です。 国際交流を目的としているので、国際交流型のシェアハウスでは異文化交流イベントも盛んに行われています。

語学の勉強を目的としている方も多く入居しており、共用部分では会話する機会が多いです。このように国際交流型のシェアハウスでは、日本にいながら海外留学のような体験ができます。

シェアハウスに住むメリット

さっそくシェアハウスに住む5つのメリットを紹介します。

メリット①初期費用や生活コストを抑えられる

シェアハウスに住む1つ目のメリットは、初期費用や生活コストを抑えられるという点です。 なぜなら、シェアハウスの多くは敷金・礼金や仲介手数料、更新料がかからない物件がほとんどであるためです。

これら敷金・礼金などの費用は、東京の賃貸マンションやアパートを借りる際には必要となる場合が多いので、シェアハウスに住むほうがコストを抑えられるでしょう。

さらに、シェアハウスは1つの物件を複数人でシェアするため、家賃や水道・ガス・光熱費、備品購入などにかかる1人あたりの費用の負担が少なくなります。

これらの理由から、シェアハウスに住めば初期費用や生活コストを削減できるといえます。

メリット②家具や家電を用意する必要がない

シェアハウスに住むメリットとして、生活に必要な家具や家電は用意する必要がない、という点も挙げられます。

シェアハウスの共用スペース内には、すでに必要なものが揃っているためです。 たとえば家具であれば、ダイニングテーブルやテレビ、ソファなど、家電であれば、冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機などが備わっています。さらに、トイレットペーパーや掃除用具、ごみ袋などの備品も揃っています。

以上のことから、シェアハウスは賃貸のアパートなどに引っ越す場合と比べると、コストを抑えられるうえに、手間も省けるのです。

メリット③電気・水道・ガスの手続きが必要ない

シェアハウスのメリットには、電気・水道・ガスの手続きが不要であるという点もあります。

理由としては、シェアハウスにはすでに人が住んでおり、これらのライフラインの開栓も運営会社が済ませているためです。 また、自分がシェアハウスを退居する際も、他の住人は住み続けるので、ライフラインの解約手続きは不要です。

このように、面倒な各種手続きを省略できるという点は、シェアハウスの魅力であるといえるでしょう。

メリット④豊かな人間関係を構築できる

シェアハウスのもう1つのメリットは、住人同士でコミュニケーションが取りやすく、豊かな人間関係を構築できるという点でしょう。 初めて暮らす土地に住むという場合や、体調を崩した場合など、一人暮らしでは不安なことも多くあります。

しかし、シェアハウスに住めば他の住人がすぐ近くにいるため、ちょっとした相談もしやすく、万が一のときもお互いに助け合うことができます。

また、シェアハウスに住むとさまざまな年代や職業、国籍の人と知り合う機会が増え、視野も広がるでしょう。 以上のことから、シェアハウスに住むことにより、豊かな人間関係を築くことができるのです。

メリット⑤入居審査に通りやすい

シェアハウスの最後のメリットは、賃貸マンションに比べると入居審査に通りやすく、すぐに入居できるという点でしょう。

なぜ審査に通りやすいのかというと、シェアハウスは運営会社のみで入居者を審査する場合が多いためです。 賃貸マンションやアパートは、不動産会社や大家さん、保証会社など多くの組織が関わって住人を審査するという点から、シェアハウスよりも厳しい傾向にあります。

また、賃貸マンションは長期間の入居であることを前提としていますが、シェアハウスには入居期間の決まりがない場合がほとんどです。 そのため、家賃を支払える経済力があれば、職業や雇用形態に関わらずシェアハウスに入居できる可能性が高いのです。

シェアハウスに住むデメリット

ここからは、シェアハウスの3つのデメリットを紹介します。

デメリット①プライベートな時間が減る

シェアハウスの1つ目のデメリットは、プライベートな時間が減ってしまうという点です。 なぜなら、キッチンや洗面所、リビングには人が集まりやすく、個室以外では必ず誰かしらと対面する機会があるためです。

なお、シェアハウスは規模が小さいほど住人同士のコミュニケーションが親密になります。その理由は、お互いの顔と名前が一致しており、誰がどの部屋に住んでいるのかが明確であるためです。

反対に、規模が大きいほど住人同士の顔と名前を覚えることが難しくなるので、プライバシーを保ちやすくなります。 そのため、プライベートな時間を保ちつつ、シェアハウスにも住んでみたいという方は、入居人数が50人以上の規模の物件を選ぶとよいでしょう。

デメリット②住人と生活リズムが合わない可能性がある

シェアハウスのもう1つのデメリットは、住人と生活リズムが合わず、ストレスを感じる可能性があるという点です。 たとえば、住人の起床時間や帰宅時間はそれぞれで異なるため、自分はまだ眠っていたかったのに、他の住人の目覚ましの音や足音で起きてしまう、といったトラブルが起こり得ます。

反対の立場になった場合も、他の人を起こしてしまわないように、毎回気を遣わなければなりません。 そのため、生活リズムが合わないという問題は、シェアハウスのデメリットとなってしまうのです。

なお、シェアハウスによっては、同じ職業の住人のみで集まって、生活リズムを合わせるというコンセプトの物件もあるため、気になる方はチェックしてみましょう。

デメリット③住民間のトラブルが起こる場合がある

住民同士のトラブルが起こる場合があるという点もまた、シェアハウスのデメリットとして挙げられます。 共用スペースにはルールが設けられている場合がほとんどですが、それを住人が必ず守るとは限らず、また住人それぞれが持つ常識も異なります。

そのため、ちょっとした認識のズレやマナー違反により、人間関係に亀裂が生じる可能性があるのです。 こういったシェアハウスのトラブルにしっかりと対処している運営会社を選ばなければ、トラブルが長引いてしまう可能性があるので、注意しましょう。

なお、シェアハウスの運営を行っている弊社クロスハウスでは、深夜0時~朝7時までは洗濯機の使用を禁止し、シャワー室の予約ボードを設置するなどの対策を行っています。

シェアハウスのデメリットを解消し失敗しない生活を送る方法

シェアハウスのデメリットは、気をつけたいポイントをおさえるだけで解消できます。シェアハウスのデメリットを解消し失敗しない生活を送るための方法は、以下の3つです。

  •  入居を決める前に必ず内見をする
  • ● 比較検討の時間にゆとりを持ち複数物件を比較する
  • ● 女性の場合は女性専用物件も選択肢に入れる

入居を決める前に必ず内見をする

入居を決める前には、必ずシェアハウスの内見をしておきましょう。内見で見るべきポイントは、以下の2つです。
  • 物件自体の住みやすさ
  • 住人の年齢層や属性

個室の快適さはもちろん、共用部分の過ごしやすさや設備の充実さも、住みやすさに大きく関わります。

また、住人の年齢層や属性も、シェアハウスで一緒に住んでいく上では重要なポイントです。年齢が近かったりライフスタイルが似ていたりすると、会話もしやすく住みやすくなります。

比較検討の時間にゆとりを持ち複数物件を比較する

シェアハウスの比較検討する際は時間にゆとりを持ち、なるべく多くの物件を比較するようにしましょう。 シェアハウスは種類が多く、運営会社や住人の属性も多岐にわたります。

中には、自分にとってぴったりの物件も、まったく合わない物件もあるはずです。自分にとって快適な物件を見つけるには、なるべく多くの物件を実際に見て比較するしかありません。

そのため、シェアハウスに入居したい時期から逆算し、比較検討の時間はしっかり確保することをおすすめします。

女性の場合は女性専用物件も選択肢に入れる

女性の場合は、女性専用物件も選択肢に入れるとよいです。 シェアハウスは個室があるとはいえ、同じ住居に男女で住むことになります。

女性の場合、男性と暮らすことで不安に感じる部分がある方も多いでしょう。そうした方のために、女性専用のシェアハウス物件というものがあります。

女性専用物件なら共用部分に出入りするのも女性だけのため、シャワー時や洗濯時なども安心です。 現在は、女性専用のシェアハウス物件も増えつつあります。気になる方は、自分の住みたい地域に物件があるか調べてみるとよいでしょう。

シェアハウスのメリットとデメリットを押さえたうえで最適な物件を選ぼう

いかがでしたでしょうか。 シェアハウスのメリットとしては、初期費用や生活コストが抑えられるという点や、自分で家具・家電を一式揃える必要がないという点などが挙げられます。また、住人同士で助け合いながら生活でき、人脈を広げられるという点も、シェアハウスのメリットです。

一方、シェアハウスのデメリットとして住人同士のトラブルが挙げられますが、しっかり対応してくれる運営会社の物件を選べば、そこまで心配する必要はないでしょう。

株式会社クロスハウスでは、東京の人気エリアでも家賃3万円台からの物件をご紹介しています。リーズナブルで、安全・快適なシェアハウスをお探しの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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