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シェアハウスの人数はどれくらい?規模ごとのメリットも解説

最終更新日:2023.12.17

目次

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シェアハウスへの入居をお考えの方にとって、「何人で住むのか」という点は気になるポイントですよね。
一緒に暮らす入居者の人数は、物件によって大きく異なります。

そこで本記事では、シェアハウス入居者の平均的な人数や、人数の多少によるメリット・デメリットなどを紹介します。
シェアハウスでの生活の具体的なイメージをつかみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

シェアハウスの一般的な人数は?



シェアハウスには、入居者が3名程度の小規模な物件から、100名もの大人数で共同生活を送る物件まで、さまざまなタイプがあります。

シェアハウスの規模と人数

  • 小規模シェアハウス:3~10名

  • 大規模シェアハウス:11~99名

  • 超大規模シェアハウス:100名以上



100名を超える超大規模シェアハウスはごく一部であり、一般的な入居者数は、5~7名です。

ルームシェアとの人数の違い



シェアハウスと似ている居住形態として、「ルームシェア」があります。
シェアハウスでは、初対面の入居者と共同生活を送るのに対して、ルームシェアでは、友人や知人と一緒に1つの物件に住みます。

ルームシェアの場合は、普通賃貸を個人で契約して住むので、多くても5名程度と、あまり大人数にはなりません。
一方で、シェアハウスのほうは、始めからシェアハウスとして入居者を募集している物件に入居するので、物件の規模によっては数十名での共同生活も可能です。

5名以上で住めるような広々とした物件に住みたい方や、誰かと共同生活を送ってみたい方などは、シェアハウスのほうが向いています。

気になる男女比



シェアハウスの入居者に関して、人数とあわせて男女比も気になっている方も多いのではないでしょうか。

平成29年に実施された国土交通省による調査によれば、約7割のシェアハウスが、男性よりも女性の入居者のほうが多いようです。
「女性の入居者が圧倒的に多い」と答えた物件が全体の約5割と最も多く、続いて「ほぼ均等」という回答が約2割を占めています。

「男女比のバランスがよいほうがいい」「異性と同居するのは避けたい」といった明確な希望がある場合は、男女比を契約前に確認しておきましょう。

参照元:シェアハウスの運営事業者に対する運営実態調査(p.17)
https://www.mlit.go.jp/common/001232766.pdf

小規模シェアハウスの4つのメリット



ここからは、入居者数が3~10名の小規模シェアハウスのメリットを4つ紹介しますので、参考にしてみてください。

メリット①アットホームな雰囲気でなじみやすい



シェアハウスは初対面の入居者と一緒に住むので、なじめないうちは緊張するかもしれません。

しかし、少人数のシェアハウスであれば、一人ひとりとじっくり向き合えるので、親密になりやすいというメリットがあります。
落ち着いた雰囲気のなかで、アットホームな交流を楽しめます。

メリット②待ち時間が少ない



シェアハウスでは、バスルームやトイレなどを共有するので、ほかの入居者が使用していると待ち時間が発生します。

その点小規模シェアハウスの場合は、長時間、順番を待つ必要がありません。
自分のタイミングで生活できれば、ストレスも溜まりにくいでしょう。

メリット③共用スペースが静かで利用しやすい



小規模シェアハウスのリビングやダイニングなどの共用スペースは、人が少ないので静かで落ち着いています。
そのため、ゆったりと過ごせるほか、リビングの話し声がうるさくて眠れないといった騒音トラブルも起こりにくいです。

メリット④物件数が多い



大規模シェアハウスと比較して、物件数が多いので、選択肢の幅が広い点も小規模シェアハウスの魅力です。
立地や内装のデザイン、シェアハウスのコンセプトなど、条件にこだわって物件を探せます。

小規模シェアハウスの2つのデメリット



快適そうな小規模シェアハウスですが、2つのデメリットもあります。

デメリット①入居者と相性が合わないと居心地が悪い



少人数で共同生活を送っていると、お互いに顔を合わせる機会が多いので、入居者と性格が合わないと非常に居心地の悪い思いをします。
こういった事態は、内見の際に入居者と話す機会を設けてもらい、事前に人となりを確認しておくことで、ある程度避けられます。

デメリット②イベントが少ない



シェアハウスと聞くと、パーティーやBBQなど、みんなで盛り上がるイベントを連想する方もいらっしゃるでしょう。
しかし、小規模シェアハウスでは大きなイベントを開催する機会が少ないので、イベントを楽しみにしている方にとっては期待はずれになるかもしれません。

大規模シェアハウスの4つのメリット



続いて、入居者数が11~99名の大規模シェアハウスのメリットを4つ紹介します。

メリット①さまざまな入居者との出会いがある



大規模シェアハウスには、年齢や職業、国籍などが多様な入居者が集まっているので、日常生活にはない新しい出会いを得られます。
人数が多い分、気の合う入居者を見つけられる確率も高いでしょう。

人脈を広げたい方や、趣味の合う仲間と暮らしたい方などには、大規模シェアハウスが向いています。

メリット②常に人がいて寂しくない



入居者数が多ければ、常に誰かが家にいる状態が続きます。
いつでも入居者同士でコミュニケーションが取れるので、寂しい思いをすることがほとんどありません。

また、空き巣は留守中の住宅を狙うので、防犯面でも心強いといえます。

メリット③共用スペースが充実している



共用スペースが広く作られている点も、大規模シェアハウスのメリットの1つです。
一人暮らし用の物件にはないような、広々としたリビングやダイニングを使えます。

物件によっては、シアタールームやトレーニングルームなどが用意されており、シェアハウスならではの非日常感を味わえます。

メリット④イベントが盛んな物件も多い



大規模シェアハウスのなかには、歓送迎会やお花見、クリスマスパーティーなど、定期的にイベントを開く物件もあります。
共同生活といっても、生活リズムが合わないと普段顔を合わせない入居者もいるので、こういったイベントはよい交流の機会です。

季節の行事以外にも、たとえば、入居者がダンスレッスンのワークショップを開催するなど、個性豊かなイベントを実施しているケースも見られます。
にぎやかな場が好きな方や、趣味を楽しみたい方にとっては、イベントが盛んな大規模シェアハウスはうってつけの場所です。

大規模シェアハウスの2つのデメリット



複数のメリットがある大規模シェアハウスですが、デメリットも2つあります。

デメリット①人によっては騒音が気になる



入居者によって生活リズムが異なるため、夜中に、ほかの入居者たちが共用スペースで話している声が気になって寝付けないといった事態が起こる可能性もあります。
人の気配や物音に敏感な方は、入居者との生活リズムの相性が悪いとストレスを感じてしまうでしょう。

デメリット②一人になれる場所が少ない



家に常に人がいることはメリットである反面、デメリットにもなりえます。
たとえば、疲れたり落ち込んだりしているときであっても、大規模シェアハウスだと一人になれる空間があまりありません。

しかし、一人ひとりに個室が割り当てられているタイプの物件であれば、シェアハウスでありながら、プライベートな空間を確保できます。

シェアハウスの規模ごとの特徴を知って自分の生活スタイルに合った物件を選ぼう



いかがでしたでしょうか?

シェアハウスで同居する人数は、物件の規模によって変わります。
入居者数が3~10名の小規模シェアハウスは、少人数で深く交流できるので、アットホームな雰囲気があり、静かで落ち着いているのが魅力です。

一方で、11~99名で共同生活を送る大規模シェアハウスは、多様な入居者とにぎやかに過ごせる点や、シェアハウスならではの非日常感のある設備を利用できる点で優れています。

クロスハウスでは、小規模から大規模までの、さまざまなシェアハウスの情報を掲載しています。
規模だけでなく、立地や内装にもこだわったシェアハウスをご用意しておりますので、入居をご検討中の方は、ぜひ一度お問い合わせください。